...願くは神よ余に真正の「リベラル」なる心を与えて余を放逐せし教会をも寛宥するを得せしめよ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...そしてワイトマンの宥恕(ゆうじょ)を哀願したのだった...
海野十三 「軍用鼠」
...与右衛門に苦痛を見せるためであります」とても宥めたくらいでは累の怨霊(おんりょう)は退(の)かないと云うので...
田中貢太郎 「累物語」
...どうか宥してくれたまえ...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...私をそっと宥(なだ)めるように...
近松秋江 「霜凍る宵」
...宥(なだ)めるような調子で言った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...小父(おじ)さんは貧乏だからもっと安いもので今日は負けといてくれ」彼は賺(すか)すようにまた宥(なだ)めるように真事の手を引いて広い往来をぶらぶら歩いた...
夏目漱石 「明暗」
...また自分の良心も必ずこれを宥(ゆる)すものである...
新渡戸稲造 「自警録」
...一應平次が宥(なだ)めた位のことでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いずれ又の時になすったら如何(いかが)です」高木博士は立ち上って宥(なだ)めようとしましたが...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...無間(むげん)のへだたりがあるということをですなあ……」いい加減なことをいって宥めにかかったが...
久生十蘭 「雲の小径」
...もののふの妻が――」舅(しゅうと)の宗円はそう叱っても決して宥(いたわ)りなどしなかった...
吉川英治 「黒田如水」
...宥(なだ)める家臣たちを手こずらせた...
吉川英治 「黒田如水」
...「卯木か」正成の声が「――入れ」と内で宥(いたわ)っている...
吉川英治 「私本太平記」
...思い止まっておくれ」と宥(なだ)めすかした...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長を宥(なだ)め...
吉川英治 「新書太閤記」
...と宥(なだ)めに廻って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沢庵は、ここぞと膝を向けて、「どうじゃな武蔵、同じ捕まるものならばわしの法縄(ほうじょう)に縛られぬか、国主の掟(おきて)も法だし、仏の誡(いまし)めも法だが、同じ法は法でも、わしの縛る法の縄目のほうがまだまだ人間らしい扱いをするぞよ」「嫌だ、おれは」奮然と首を振る武蔵の血相を、宥(なだ)めて、「まあ聞くがよい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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