...そのとき実地に探検したるものありて...
井上円了 「おばけの正体」
...その時内藤湖南君が朝日新聞から満洲に行くということであったので実地について調べて貰った...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...実地に当ってはなかなか容易なことでありませんから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...実地に附き合っているうちに自然と上達したのでしょうが...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...他人のその労作を一つ一つ実地に繰り返さなくても...
戸坂潤 「科学方法論」
...彼等は云うまでもなく古典を実地に技術的に用具として使うことは出来ない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...であればこそこの手段が目的の手段として実地に役立つという資格を得てくる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その水源地附近はすつかり実地に調査されたのであります...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...それにもかかわらず六助は大まじめで、「笑い事じゃない、わたしは実地に、女の怨霊(おんりょう)というものを見たからそういうのだよ」「お化けを見たのかい、女の」「ああ、見たよ、女のお化けを眼(ま)のあたり見届けたことがある」「どこで見たい、聞きたいね」「わしが、和歌山の御城下のさる御大家(ごたいけ)に御奉公している時分のこと……」お化けの話...
中里介山 「大菩薩峠」
...忍びを実地に稽古してみとうござりまするが如何(いかが)でござりましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...一度(ひとたび)も実地に立合をした例(ためし)がないはず...
中里介山 「大菩薩峠」
...この働きを活用して実地に施すにはさまざまの工夫(くふう)なかるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...また実地に菌類標本も蒐集して研究の基礎を築いた...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...かねてあこがれていた梅の野生地を実地に見る事を得て...
牧野富太郎 「植物記」
...私はこうして実地に植物を観察し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...実地には通じており...
山本笑月 「明治世相百話」
...実地について見物して来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...而も実地に応用して二倍の成績をあげている...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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