...(貝原先生の歳時記には松永弾正が婚事より起るといへり)江戸にては宝永の頃までも世上一同正月十五日の事とし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「そんな方に走って行くと宝永山の噴火口に飛込むぞ...
高浜虚子 「富士登山」
...これがいわゆる宝永山である...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...一千七百〇八年(宝永五年)においては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...云われて見ると成程宝永だ...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...宝永六年の二月、家宣(いえのぶ)が将軍宣下をすると同時に、綱吉の近臣を残らず罷免(ひめん)した故実をひき、尤(もっと)もらしい献策をしたのを、政岑がそのままとりあげたのである...
久生十蘭 「鈴木主水」
...貝原益軒の『大和本草(やまとほんぞう)』巻之九(宝永六年発行)には万年松 一名ハ玉柏本草苔類及衡嶽志(しょうがくし)ニノセタリ国俗マンネングサト云鞍馬高野山所々ニアリトリテ後数年カレズ故ニ名ヅクとある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...宝永六年(1709)に発行になった貝原益軒(かいばらえきけん)の『大和本草(やまとほんぞう)』巻之七に蛮種としてこの名の植物が出で「三月下レ種ヲ苗生ジテ後魚汁ヲソヽグベシ此種近年異国ヨリ来ル花ハ山吹ニ似テ単葉アリ千葉アリ九月ニ黄花開ケ冬ニイタル可レ愛」と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...今から二百三十四年前の宝永六年〔一七〇九〕に至て貝原益軒はその著『大和本草』でカキツバタが杜若であるという昔からの古説を否定し...
牧野富太郎 「植物記」
...これと反対にその爆発口は窪んで大穴となっているからその宝永山を成している石礫岩塊をもと通りにその窪みの穴に掻き入れたらそれで宜しいのだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...宝永山辺凹(くぼ)かな処に人形を成す年は豊年で...
南方熊楠 「十二支考」
...宝永六年板『子孫大黒柱』四に『博物志』に『白沢図』という書を引いて黄金の精を石糖といえり...
南方熊楠 「十二支考」
...宝永六年新井白石が取り調べるに当たって...
武者金吉 「地震なまず」
...元禄十七年は宝永(ほうえい)と改元せられた年である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...上(かみ)は宝永元年から下(しも)は天保九年に至る...
森鴎外 「渋江抽斎」
...落雷一宝永五年六月二日...
山本周五郎 「山彦乙女」
...もっとも、お犬様をお駕籠にのせて歩いた人間どもには要らねえ文句だが」「その元禄の世も、宝永、正徳と変って、ことしは享保三年だが、人間の悪さは、ちッとも、変って来ねえ気がするんだ...
吉川英治 「大岡越前」
...和州南都の人で、詩文に深く、草書を能くし、泰勝院細川幽斎公のために、宝永年間、虚堂録(きょどうろく)を提唱(ていしょう)し、また、折中録は一世に行われた良著だともいわれている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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