「定見」の意味
確固とした意見や見解
「定見」の例文(場面別)
- ビジネス彼は市場分析について明確な定見を持っているため、意思決定が速い。
- 日常会話母は子育ての方針について強い定見を持っている。
- ニュース解説経済政策に対する首相の定見が問われる局面となった。
- 学術論文先行研究を批判的に検討した上で、本研究は独自の定見を提示する。
小説での「定見」の使い方
...定見を共有することが大切だ...
...彼女は自分の定見に固執する人だ...
...社員の間で定見が一致したため、新しい方針が決定した...
...定見が異なるので、意見がまとまらない...
...ディスカッションを通じて定見を深め合おう...
...それに三千子さんはどうも無定見に手当り次第の化粧品を集めている...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...彼とても別に定見のありやうもなかつた...
徳田秋声 「チビの魂」
...かくて現代に於けるジャーナリズムは元々それが持っていた無定見性の可能性を実現し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...一方に於てジャーナリズムはそれが本来持っていた無定見性の可能性を愈々促進され...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...識慮頗る暗昧にして確然たる定見なき人なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其第五は彼れが主義定見を守るの固きを説明せり然らば彼れの人物亦豈観察し得可からざらむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...かの定見なき笑うべき風見とも言うべき流行を満足させんことに候...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...定見とは伝習の道徳観と並に審美観とである...
永井荷風 「十日の菊」
...なお一己(いっこ)の定見なき者あり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...あなたもまた定見と信念を持つてゐる...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「其時わたくしは別にどうしようと云ふ定見もなかつたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは過去帳五月十日の条にある「遊蝶院得夢定見大姉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勿論能楽の事に関しては一流の定見を持っていて一切を断定的にドシドシ事を運んだが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...無定見の辛棒無し……つまり無鉄砲の異名となった...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...無定見のまま恍惚として...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...はつきりした心構へと定見を持つことは...
吉川英治 「折々の記」
...けれど、帝が下問すると、「そんなことは、深くお迷いになるまでもないことかと思います」と、その定見を、するすると糸を吐くように述べた...
吉川英治 「三国志」
...しかも無定見ではあるが近く彼等は解禁をなすであろう...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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