「安逸」の意味
苦労なく楽な生活を送ること
「安逸」の例文(場面別)
- 日常会話最近は仕事が落ち着いて、とても安逸な生活を送っています。
- ビジネス安逸に慣れてしまうと、イノベーションが生まれにくくなる恐れがあります。
- 教育・子育て子供に安逸な環境ばかり与えると、困難に立ち向かう力が育たないかもしれません。
- 文学・評論この小説の主人公は、安逸を求めるうちに人生の意義を見失っていく。
小説での「安逸」の使い方
...安逸な生活が続くと、人は怠惰になってしまう...
...彼女は安逸な暮らしが好きだそうで、いつもマッサージに通っている...
...安逸に過ごす時間も必要だが、適度な運動も大切だ...
...会社の業績が悪化したため、今後は安逸な生活が送れなくなるかもしれない...
...若い人たちは、安逸を求めないで、苦労して経験を積むべきだと思う...
...10夢想の家は疊に寢そべる者の懶惰なる安逸を拒まない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...何か安逸を貪る所業の様に感じさせた...
石川啄木 「葬列」
...何か安逸を貪る所業の樣に感じさせた...
石川啄木 「葬列」
...若(も)しくは団体的の安逸に耽るよりは...
伊藤野枝 「日記より」
...余は先祖の功に依り安逸衣食する貴族とならんよりは功を子孫に遺す殉義者とならんことを欲す...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...決して子が一生涯その恩沢をこうむって安逸に暮らすというごときことはない...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...世に無事安逸なほど苦痛なことはない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...……怠惰の安逸に浸る...
種田山頭火 「其中日記」
...あらゆる現世的な歓楽や安逸(あんいつ)を無視して...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...安逸と奉養とに事欠かぬ今日の人は...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...彼のいま陥(お)ち込(こ)んでいる異様な心的興奮が何かそんな考えを今までの彼の安逸さを根こそぎにする程にまで強力なものにさせたのだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...事務が済めば遊蕩的な無駄話に耽る彼等の安逸さに彼女も同化してゐた...
牧野信一 「F村での春」
...それゆえに私の中に生れた理想を憧がれ求むる心が安逸を欲しているとするならば...
三木清 「語られざる哲学」
...そして暗君、風狂、奢侈(しゃし)、安逸、あらゆる悪政家の汚名はいま高時の名にかぶせられて来たが、高時にいわせれば、じぶんの知ったことではあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...眠りでも、安逸でもない...
吉川英治 「親鸞」
...人なみな安逸を想像した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...安逸許りを求めて...
若杉鳥子 「職業の苦痛」
...その実行のために自己の福利と安逸とを捨てて顧みない人である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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