...安火鉢の曲(ゆが)んだやつが転がるように出ていました...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...屋外(おくがい)へ出(で)ることを斷念(だんねん)し屋内(おくない)に於(おい)て比較的(ひかくてき)安全(あんぜん)な場所(ばしよ)を求(もと)めることが寧(むし)ろ得策(とくさく)であらう...
今村明恒 「地震の話」
...私はこの船の安全とこの船に乗っている人一人残らずの生命について責任があります...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...安重根 (しんみりと)やはり故里(くに)の人間でねえ...
林不忘 「安重根」
...安心して任せられる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...私と一緒に長安までおいでになりませんか」「長安とは――」「唐の都なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぐたりと疲れ切った四肢(しし)を畳の上に横たえて半日の安息を貪(むさぼ)るに過ぎなかったろう...
夏目漱石 「道草」
...恐ろしい不安で眺める人達にとって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...結局この公判におけるジェンキンスの陳述には「安全弁から吐出さるる蒸汽ほども真実味も認め難かった」こと...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...安息は我を見捨てず神は哀れな孤兒の友となり給ふ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...いかにも不安そうに...
堀辰雄 「幼年時代」
...今までのところ安泰だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...自分の方を注意するものなぞあろうはずがないと安心してか...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ここはまず安心して...
吉川英治 「三国志」
...孔明は、彼に恥を負わせて蜀を去らしては、と大いに心配して別室にいざない、「足下はすでに、天下を安んじ、国家を経営する実際の学識に達しておられるが、秦(しんふく)のごときはまだ学問を学問としか振り廻せない若輩で、いわば大人と子供のちがいですから、まあおゆるし下さい...
吉川英治 「三国志」
...多くは、俗生活を宗教色に染めて、後世安穏を願い、現世の艱苦を、仏いじりで忘れようとしたに過ぎない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...心の安からぬ顔いろをした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...亀山六万石は安泰なわけじゃ」「では...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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