...茶店の老嫗(らうをう)あり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...これを嫗に握られた...
泉鏡花 「悪獣篇」
...嫗は小屋で暗いから...
泉鏡花 「悪獣篇」
...そこには白髪の老嫗(ばあさん)が立っていた...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...老嫗は穏やかなゆとりのある詞(ことば)で言った...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...そんな時には青年の体と老嫗の体とがぶっつかった...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...どうか」青年はどんな家だろうと思って老嫗の後からおりた...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...老嫗は青年を伴れて遊廊(かいろう)を通って往った...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...どこでしょうか」老嫗は青年の詞を押えつけるように言った...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...「この衣裳は仙妃からもらいました」青年は老嫗に伴れて往かれて仙妃に逢い...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...さっさとその大一番の嫗山姥を買取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...老嫗(ろうう)の指さす方(かた)に(さんがん)と...
夏目漱石 「草枕」
...後には「うもれ(埋)」「うば(嫗)」「うばふ(奪)」「うべ(宜)」などの「う」もこれと同様の音になった...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...むかし覺ゆる嫗樣の色はなけれど蔭ゆかしき美人の末の四十女...
樋口一葉 「花ごもり」
...その上に猿若町(さるわかまち)の役者を翁と嫗(うば)に扮装させて立たせ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...嫗見しところを王に語るに王微(すこ)しく哂(わら)うのみとあれば...
南方熊楠 「十二支考」
...さつきのお嫗さんのおばけの所あたりまでくると雨がざあつとやつて来たので...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...三月の間に大人にまで成長するのを見まもっている嫗(おうな)も...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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