...或る種の霊媒は、単にその一種特別の体質の為めに選ばれる...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...しかしそれは結局食欲をそそる媒介(なかだち)になるばかりだった...
有島武郎 「カインの末裔」
...しかし本物の靈媒も時には商賣氣が出て尻尾を出したり...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...その南の許へかの媒婆が来た...
田中貢太郎 「竇氏」
...此の春私の娘が結婚するときに媒酌の労を取つて下すつたので...
谷崎潤一郎 「泉先生と私」
...媒妁は頓着(とんじゃく)なく祝祷(しゅくとう)をはじめた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...媒妁夫婦は、潜(くぐ)りの障子だけあかりのさした店に入って、足駄(あしだ)と傘とブラ提灯(ちょうちん)と蝋燭とマッチと糸経(いとだて)を買った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...印象を之と無縁なものへの媒介とすると云ったあの抽象力が...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...支那訳を媒介とする仏教教典を古典的文献とし...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...二つはどう区別され又どう媒介されるか...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...その説明というのは「媒質中における微粒子の運動を数学的に規定する事によって光の現象をそれから演繹」したことである...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...媒酌人として式に連(つら)なつて貰つたのだが...
夏目漱石 「それから」
...大に媒助(ばいじょ)する所ありしには相違なきも主として気圧薄弱の然(しか)らしむる所ならんか...
野中到 「寒中滞岳記」
...あたしが霊媒だったら...
久生十蘭 「雲の小径」
...ただ媒辞不周延(ノーン・ディストリブーティオー・メディイー)(10)の誤謬に陥ったのさ」「だが詩人というのはほんとうかね?」と私は尋ねた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...今さら伊賀刀女(いがとうめ)(そのころ媒介をし歩いた種類の女)になりましたようできまりが悪うございます」「手紙を書くことはなんでもありませんがね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...金及び銀がすべての他の物の価値を評価する一般的媒介物であることには...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...ある特別の不利益がより低廉な媒介物の採用に伴生する傾向あることが指示され得ない限り...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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