...媒者が家庭的であるか否かには...
淺野正恭 「小桜姫物語」
...媒介者(なかうど)が今夜泊るのだと叔母から話された...
石川啄木 「鳥影」
...當時靈媒として最高の評判のある人だつた...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...多分この理由は彼らは決して水を飲まないのでその媒体に入っているコレラ毒を飲まないで済んだのだろう...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...かくて人々は見せかけの媒語をすら失う...
戸坂潤 「科学方法論」
...媒介者となって介入し...
戸坂潤 「科学論」
...実験の過程を媒介して実験的に定義されねばならないからである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...批評に於ては批評者の歴史的社会的生活は概念から云えば媒介され具体化されているのであるが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一向科学的に媒介されて理解されてはいないし...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...では論理の媒介に対する無媒介な直接態を仮定するそうした神秘主義(西田哲学の無も唯物論の物質も夫だという)をどうしたならば避けることが出来るか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...世界を自己形成の媒介とするということでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...絶対矛盾的自己同一を媒介とするということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...その媒介となるものが技術である...
三木清 「哲学入門」
...人を媒(なかだち)にして申が却而(かへつて)こたへ宜候哉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...暫時の間に無量の艱難を閲(けみ)し盡す媒(なかだち)なりける...
森鴎外 「舞姫」
...むしろ文字を媒(なかだち)として外国の文化に親しみ...
柳田国男 「海上の道」
...――と、いうても、時節がら、また御質素の御家風ゆえ、ほんの顔あわせのみで、さしたる式作法いたすわけでもおざらぬ」と、いう間に、媒人女房は、「おざりませ」と、襖(ふすま)をあけて、次の間にひかえた人々を招く...
吉川英治 「新書太閤記」
...S氏はこわれかかった仏像を媒(なかだち)として昔の仏工とつき合っているだけに...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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