「姨捨」の意味
年老いた女性を捨てる風習
「姨捨」の例文(場面別)
- 歴史・民俗学「姨捨」は、かつて日本で行われていた年老いた女性を山に捨てるという風習を指す言葉です。
- 文学・芸術この小説では、「姨捨」の風習を題材に、人間の倫理観が描かれています。
- 教育・社会問題「姨捨」のような風習は、現代の高齢者問題を考える上で重要な歴史的事例です。
小説での「姨捨」の使い方
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淺井洌 「信濃國」
...所は信州姨捨(おばすて)の薄暗い饂飩屋(うどんや)の二階であった...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...」と小村さんは苦笑して、「姨捨山、田毎(たごと)の月ともあろうものが、こんな路(みち)で澄ましているって法はありません...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...……わが心なぐさめかねつ更科(さらしな)や姨捨山に照る月をみて照る月をみて慰めかねつですもの...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...此の野から姨捨を眺めるのであつた...
岩本素白 「野の墓」
...わが心慰めかねつ更科や姨捨山に照る月を見て月見れば千々に物こそ悲しけれ我身ひとつの秋にはあらねど中庭地白ウシテ樹ニ鴉棲ム...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...姨捨山のほとりを歩いてみた...
堀辰雄 「姨捨記」
...多くの古歌に詠ぜられた平安朝の頃の姨捨山といふのは...
堀辰雄 「姨捨記」
...いかにも奧深い感じのする冠着山こそわれわれの姨捨山のやうに見える...
堀辰雄 「姨捨記」
...それよりもつと古代の姨捨山は...
堀辰雄 「姨捨記」
...さうやつて半日近く姨捨山のほとりを歩いてから...
堀辰雄 「姨捨記」
...此犬は姨捨山へ往て...
正岡子規 「犬」
...この犬は姨捨山(うばすてやま)へ往て...
正岡子規 「犬」
...アルプス山麓あるいは姨捨山などの痩土に...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...姨捨山(おばすてやま)の月(わが心慰めかねつ更科(さらしな)や姨捨山に照る月を見て)ばかりが澄み昇(のぼ)って夜がふけるにしたがい煩悶(はんもん)は加わっていった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和歌で有名になっている信州更級(さらしな)の姨捨山(おばすてやま)なども...
柳田国男 「母の手毬歌」
...姨捨山の話も中世の書物に多くあらわれ...
柳田国男 「母の手毬歌」
...姨捨山(おばすてやま)などはその方であろうという人もあるが...
柳田国男 「母の手毬歌」
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