「姙」の意味
妊娠していること
小説での「姙」の使い方
...そして、お鳥も何だか所帶(しよたい)じみて來たやうなのをあざけるつもりで、冗談ににツこり笑つて、姙娠を假定して、「お若いのに、もう、おしめの用意が出來ます、ね...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...懐姙の原因をつくるような行いをしたことは一度もないのだ...
海野十三 「三人の双生児」
...「姙娠四箇月とは気がつかなんだねえ」「中毒死とすると...
海野十三 「流線間諜」
...「わたくしは以前から姙娠(にんしん)しておりますが...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...「お前は自然(しぜん)に姙娠(にんしん)した...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...此の者は懐姙ではござりませぬ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...私一人で勝手に姙娠したとでもいうような調子ですもの...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...僕も彼の姙娠した手紙を見て懊惱した時や...
長塚節 「開業醫」
...十年(ねん)餘(あまり)も保(も)たなかつた腹(はら)は與吉(よきち)が止(とま)つてから癖(くせ)が附(つ)いたものと見(み)えて又(また)姙娠(にんしん)したのである...
長塚節 「土」
...私が凡ての点に於て未だ独り前の母になる丈けの力がないのを承知し乍(なが)ら姙娠しない様に注意しなかつたと云ふ事が大いに悪かつたのでした」...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...一姙娠(にんしん)是より先き妾(せふ)の尚(な)ほ郷地(きやうち)に滞在せし時...
福田英子 「母となる」
...不姙を惹き起し腹の中で人を殺す技術や薬品が大いに流行る...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これはもしこの結婚が真に不姙であったならば二人だけ減少したはずである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...甚しきは姙娠するもある由(Ellis, ut supr., p. 139)...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...「女はどうしても姙娠やお産で歯をわるくするのです...
宮本百合子 「明るい工場」
...自分と関係する以前に姙娠しとった事が判明したから追い出したものだが...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...私はかつて創作の心理を姙娠と産出とに喩えたことがある...
和辻哲郎 「創作の心理について」
...姙まれたものに対する極度の誠実と愛と配慮とがなくてはならぬ...
和辻哲郎 「創作の心理について」
便利!手書き漢字入力検索
