「妻妾」の意味
正妻と側室
「妻妾」の例文(場面別)
- 歴史江戸時代の武士階級では、妻妾を置くことが一種のステータスとされていた。
- 文学その小説では、主人公の妻妾たちの複雑な関係が描かれている。
- 社会学妻妾制度は、過去の社会構造を理解する上で重要な研究対象である。
小説での「妻妾」の使い方
...「妻妾両立」は男性が妻と愛人を同時に持っていることを意味する...
...「彼は立派な妻妾を持っている」という意味で使用される...
...「妻妾騒動」とは、複数の女性を巡って夫婦間で起こるトラブルを指す...
...「彼は自分が妻妾を持てるほどの立場ではない」という意味で使われることもある...
...「妻妾抜きでの人生は考えられない」という表現もある...
...(間夫の本義は妻妾(さいせふ)の奸淫(かんいん)するをいふ)宿外の家の続(つゞか)ざる処は庇(ひさし)なければ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...かのブリューバードが其妻妾に加えし禁制の如き...
高木敏雄 「比較神話学」
...かくて佐助は晩年に及び嗣子(しし)も妻妾(さいしょう)もなく門弟達に看護されつつ明治四十年十月十四日光誉春琴恵照禅定尼の祥月命日(しょうつきめいにち)に八十三歳と云う高齢(こうれい)で死んだ察する所二十一年も孤独で生きていた間に在りし日の春琴とは全く違った春琴を作り上げいよいよ鮮(あざや)かにその姿を見ていたであろう佐助が自ら眼を突いた話を天竜寺(てんりゅうじ)の峩山和尚(がさんおしょう)が聞いて...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...男女のことも、妻妾のことも、三つの心の巴渦のことも、御門が愛慾におぼれて末の君を無理に宮中に召されたことも、坊の町の細い巷路に結び燈臺が夜おそくまでついてゐてその角に牛車が待つてゐることも何も彼も……...
田山花袋 「道綱の母」
...仮りにほいと賤人の女を取って妻妾となし...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヘロデには多くの妻妾があった...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...一男子にて数多(あまた)の婦人を妻妾(さいしょう)にし...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...あるいは妻妾一処に居て甚だ不都合なれども...
福沢諭吉 「日本男子論」
...平貞盛(たいらのさだもり)と源扶(みなもとのたすく)敗軍してその妻妾将門(まさかど)の兵に凌辱せられ...
南方熊楠 「十二支考」
...その地にその妻妾を封じ込め...
南方熊楠 「十二支考」
...郎従を殺害し妻妾を厭却して道心を発し出家入道す...
南方熊楠 「十二支考」
...妻妾が貴相ありと聞いて謀反したり...
南方熊楠 「十二支考」
...美人を多く妻妾(さいしょう)として集めたい望みを持っているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...幾人かの妻妾(さいしょう)の中でも最も尊貴で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...其妻妾の事に関するものの如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(c)これが(とクセノフォンも言っている)、アジアの諸民族が、その妻妾をも、その貴重な金銀財宝とともに、戦場につれてゆく理由である」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吉保は、一門一族をあげてこれを迎え、歓楽つきて、秘室、伽羅(きゃら)を焚(た)きこめた屏裡(へいり)には、自分の妻妾でも、家中のみめよき処女でも、綱吉の伽(とぎ)に供するのを否まなかったとさえいわれる...
吉川英治 「大岡越前」
...武士たちは大抵三四人の妻妾を有していたからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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