...親戚の妻女が二つになる子供をつれてきて...
伊藤左千夫 「奈々子」
...これから砧を打とうというところの妻女を...
上村松園 「砧」
...椿岳が小林姓を名乗ったは妻女と折合が悪くて淡島屋を離別されたからだという説があるが全く誤聞である...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...また支配人や番頭任せにしてならないばかりでなく世情に疎い妻女や伜等の感情や私見に左右されることのないよう...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...して見れば徳川十五代の基を築いた家康は妻女教育を完全に成し得たものと言えるかも知れません...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...江戸深川の旗本の妻女が...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...良家の妻女髪結の家に至り芸者と膝を接して蜜豆を喰うも良人これを放任して怪しまず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...権五郎家の主人をはじめ若主人、妻女、娘、馬方、その他大勢の村人達にとり囲れて、ゼーロンは水を呑んでゐた...
牧野信一 「夜見の巻」
...尚同紙によると被害者たる妻女たかは当時三十三...
正岡容 「大正東京錦絵」
...茶なり持って来てくれるがよい」妻女は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...なほ木馬水牢石子詰め蛇責め貢米賃(是は領主が年貢未進の百姓の妻女を拉致して犯したので...
南方熊楠 「人柱の話」
...しづさんはその御妻女...
山本周五郎 「薊」
...妻女は二年まえに亡くなっていたし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...妻女の百代(ももよ)が来...
山本周五郎 「竹柏記」
...お母さま」妻女は歩きだした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...(三)平生、同所にて作業せる石工にして、姪浜町七五番地ノ一に居住せる脇野軍平は、前々日来、その妻女ミツ、及、養子格市と共に腹痛下痢を発し、流行病の疑(うたがい)を受けて交通を遮断されおりしが、日ならずして本服後、二人に問い試みしところを綜合するに、頃日来(けいじつらい)、作業中、疑わしき人物の石切場に立ち入り、又は附近を徘徊(はいかい)せしようの記憶無し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...すなわち妻女山にある敵将謙信の心だ...
吉川英治 「上杉謙信」
...妊娠中から身を預けられていた棚町(たなまち)の三木家の妻女...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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