...昔は女性の極位にて御座(ましま)しゝに大清康熙六丁未年王妃に次ぐ御位に改め玉ふなり」ということがあります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...お妃(きさき)は潮(しお)の中を歩きなやみながら...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...後にお妃(きさき)にお召(め)しになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ひとりで、ひがんで、君たち一家が、もう没落するものとばかり思い込み、自暴自棄になってしまって、王妃には、かなわぬ恋の意趣返し、つまらぬ朗読劇などで、あてこすりを言い、また、此(こ)のわしには、はじめは忠臣の苦肉の策だ等と言いくるめようとして、見破られると今度は居直って、無礼千万の恐喝(きょうかつ)めいた悪口雑言をわめき立てる...
太宰治 「新ハムレット」
...王さまと王妃さまの御慈愛のたまものじゃ...
太宰治 「ろまん燈籠」
...道度は王妃の車に随いて秦の王宮へ往った...
田中貢太郎 「黄金の枕」
...秦の王妃は道度の事情を諒解してしまった...
田中貢太郎 「黄金の枕」
...仙妃も酒を飲んで小女(こむすめ)のようにはしゃぐことがあった...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...ルイ十八世のお妃(きさき)にでもなった方がまだましだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...クローデアス王に扮装した阪井が琴子の妃と鮎子のオフィーリヤをつれて長い廊下のむこうから戻ってきてわたしのそばまでくると...
久生十蘭 「ハムレット」
...賜りし牡丹に代りもの云はん長安の貴女人を怨まず天下無双の容色を誇り帝寵を一身に集むる楊貴妃のやうな女に人を怨むといふことはない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...王様とお妃をのぞいては...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...お妃様の顔をよく見ますと...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...その濃紅姫を妃にすると...
夢野久作 「白髪小僧」
...寵妃の数にかぎりはない制度だったので...
吉川英治 「私本太平記」
...ほんとにここにほかの妃もいず人目も見なければ...
吉川英治 「私本太平記」
...異母弟、異母兄、たくさんな妃、それにともなう栄冠や不遇...
吉川英治 「私本太平記」
...理想の女のほかには妃嬪(きひん)を寄せつけない...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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