...もう好い加減に猿股(さるまた)をはきかへなさい」とか...
芥川龍之介 「田端人」
...妙子は前菜を食べただけで好い加減お腹が一杯になったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――事実その時分からもう好い加減な老妓であったこの人が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もう好い加減で堪忍してやろう...
谷崎潤一郎 「幇間」
...私にはその時分にはまだそういうことが本当には飲み込めなかったから好い加減にして聞いていたが...
田山花袋 「日本橋附近」
...もう好い加減になさい...
田山花袋 「蒲団」
...斯ういふ鐵道院の方で書いた本に出て居ることも好い加減のものであります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...好い加減に酒を切り上げて見たが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...帽子は好い加減な大きさのを買ってくれ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...主人は「そうさね」と好い加減な挨拶をした...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...平次は好い加減に諦(あき)らめて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...好い加減に口笛を吹きながら...
牧野信一 「蔭ひなた」
...好い加減にするが好い! と斯う女房がつむぢを曲げ出した...
牧野信一 「競馬の日」
...」などゝ好い加減なことを呟いた...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...――好い加減に切りあげよう...
牧野信一 「素書」
...大衆文学も純文学も好い加減にお家騒動などは大団円として...
牧野信一 「浪曼的月評」
...好い加減な時分になると...
牧野信一 「露路の友」
...今度は二つの黄身へ塩と砂糖を交ぜてそれを牛乳の中へ掻き混ぜるとちょうど好い加減に固まりますから...
村井弦斎 「食道楽」
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