「奥行き」の意味
物の奥までの深さ
「奥行き」の例文(場面別)
- 日常会話この部屋は奥行きがあって広く感じるね。
- ビジネスこのプロジェクトの奥行きを理解するためには、詳細な分析が必要だ。
- ニュースこの事件の奥行きはまだ完全には明らかになっていない。
小説での「奥行き」の使い方
...家の奥行きは三間とはない...
伊藤野枝 「転機」
...真暗な奥行きの知れぬ洞穴(ほらあな)になっている所があった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...同時にまた自然の驚異の奥行きと神秘の深さに対する感覚を助長する結果にもなるはずである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...思いのほか奥行きのあることも知れて来た...
徳田秋声 「足迹」
...それは高々理論の鋭さや奥行きを知り又は讃え得るだけであるから...
戸坂潤 「科学方法論」
...紀平博士のスケールを小さくして奥行きを浅くしたものは鹿子木員信博士である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...真理の奥行きは却って判らない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...これに対抗するためには教学なるものが最後の奥行きの深そうな保塁と思われるからである...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...不可思議さには奥行きが知れない...
豊島与志雄 「憑きもの」
...その奥行きだけを落として...
夏目漱石 「三四郎」
...しかし奥行きがないから落ちつきがなくって駄目だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...奥行きの深い、間口の広いその店は、丁度貝のように暗くて、働いている七八人の店員達は病的に蒼い顔をして、急がしく立ち働いていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...小庭は建物正面の幅と同じくらい奥行きがあり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この奇妙な、深い奥行きは、いったいなにから来る感じなのであろう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...正成の郷土の衆望や人間の奥行きについては...
吉川英治 「私本太平記」
...どこか大まかな幅と教養の奥行きがその人柄に感じられる...
吉川英治 「新書太閤記」
...奥行き二十三メートル幅十五メートル程で...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...奥行き三十センチメートル(*1-5)程に過ぎなかったが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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