...惑(まど)ふは奈何ともす可からず...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...統計學(とうけいがく)などは奈何(どう)であらう……...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...幸子と二人だけで奈良の新緑を見に出かけた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...土曜の晩は奈良ホテルに泊り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...われわれが奈落(ならく)と呼んだのはすなわちそれである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...西瓜は奈良漬(ならづけ)にした鶏卵(たまご)くらいの大きさのものを味うばかりである...
永井荷風 「西瓜」
...この奈良の土地から起った宝蔵院流の槍の道場の跡が...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに一脈の関係のありそうな山之助お比奈兄妹の後ろにも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つまり奈良朝のあらゆる万葉仮名は...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...奈良の新薬師寺から白毫寺(びやくがうじ)村の方へ歩いた...
橋本多佳子 「麦刈」
...ちょうど内地(ないち)の奈良(なら)に似(に)て...
濱田青陵 「博物館」
...古い奈良朝の史籍にもすでに見えている...
柳田国男 「海上の道」
...そうすれば藩内の不平士族が一時(いちどき)に武器を執(と)って集まって来ましょう」席上諸先輩の注視が期せずして奈良原少年に集まった...
夢野久作 「近世快人伝」
...やさしい女の声なので、奈都子は、落着いて聞くことができた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...朝比奈主計(かずえ)の手から義元の前へ返した...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここから二里ほど山へ這入(はい)った奈古谷(なごや)という小部落の寺に...
吉川英治 「源頼朝」
...奈古谷寺(なごやじ)の配所にいた僧の文覚(もんがく)である...
吉川英治 「源頼朝」
...それは慥(たし)かに城太郎が先頃から身を託している奈良井の大蔵に違いないからである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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