「奇瑞」の意味
珍しい幸運やめでたいしるし
「奇瑞」の例文(場面別)
- 日常会話今年は奇瑞に恵まれて、家族全員が健康で過ごせた。
- ビジネス新製品の発表会で奇瑞とも言える好反応を得られ、今後の販売が期待される。
- 文学・創作雪の朝に咲いた梅の花は、まさに奇瑞のしるしだった。
小説での「奇瑞」の使い方
...奇瑞(きずい)があったとか申していますが...
芥川龍之介 「俊寛」
...末世と雖も誠の志があれば奇瑞(きずい)が現れるのであると...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その奇瑞のあつた時刻が丁度九州に大風が起つて蒙古の船が散々になつた時だつたといふやうな事がありましたが...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...かく法然自身に様々の奇瑞が現われたという伝説があると同時に...
中里介山 「法然行伝」
...臨終の時は奇瑞(きずい)があったということが...
中里介山 「法然行伝」
...青白二茎の蓮華をもって来て往生の時と極楽の下品(げぼん)から上品(じょうぼん)に進むというようなことを教えて行ったという奇瑞がある...
中里介山 「法然行伝」
...清水寺の住僧別当入道惟方卿の娘粟田口禅尼というような人がふしぎの奇瑞を感じたということがある...
中里介山 「法然行伝」
...静かに奇瑞の枕を取出しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...わが邦にも南部家の鶴など実際その家に奇瑞あった禽獣を紋としたものも少なからぬが...
南方熊楠 「十二支考」
...目に見えるほどの奇瑞(きずい)があって御恢復(かいふく)になったため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ村民の信仰がおいおいに荒(すさ)んできてこういう奇瑞の示された場合にも...
柳田国男 「山の人生」
...しばしば江戸と領地との間に吉凶を報じた奇瑞(きずい)からであった...
柳田国男 「山の人生」
...実に奇瑞(きずい)の多い玉璽ではあります」三玉璽を掌(て)にしたまま孫堅は...
吉川英治 「三国志」
...天の奇瑞(きずい)か...
吉川英治 「三国志」
...奇瑞や予言をつかうのは兵家のつねだ...
吉川英治 「私本太平記」
...いろんな奇瑞や天変があったとしている...
吉川英治 「私本太平記」
...奇瑞(きずい)としか思われん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こんどの一奇瑞(きずい)を記念して「断金亭(だんきんてい)」という大きな額をかかげることにした...
吉川英治 「新・水滸伝」
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