...川のふちの、森の暗い影に、なにか巨大な、奇態な形をした、黒いものがそそり立っていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...奇態なことに、別に臭気というものを感じなかったけれど、――それは後に至って、一種の瓦斯(ガス)マスクが懸けられていたので、臭気を感じなかったことが判った――このパッと差し込んだ明るさと、パチパチと物の焼け裂けるような音響とは、八十助に絶望を宣告したも同様だった...
海野十三 「火葬国風景」
...奇態な題と考える人があるかも知れぬ...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...海の底で昆布(こんぶ)の林がうごいているような奇態なものに見えた...
太宰治 「玩具」
...此の可哀そうな御面相の殿様が奇態な声を出して甘ったるい言葉をかけるとき...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...奇態なのは憂愁そのものではなくて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...またいたるところに絶えず由来のわからない奇態なふしぎな醜い下品な言葉が出てくる...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...ひととおり背後をふりかえってからせんこくの奇態な殺人事件を...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...自分で自分から離れるなどいう奇態な業(わざ)が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そのうえ何より奇態なことに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...綺麗な仕事を眺めてゐるうちに奇態な有頂天を覚えて...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...奇態なことが認められる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...欠陥だらけな事実の印象を獲るよりか……」「現実慾に燃えながら……まあ奇態な言葉ですのね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...「奇態なことをするおいぼれ共だ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...鳥のような人間のような奇態な声で歌を唄っているのを十人が一時に聞いた...
夢野久作 「白髪小僧」
...滿谷(みつたに)君外三人の画家が象鼻(ざうび)を上げた様な奇態な形の瓦楼(ぐわろう)の一角(かく)を写生し終るのを待つて一緒に郊外に出たが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「――やっ?」「――や?」「――や? 奇態な奴」果たせるかな...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その奇態な風態の子供を見まもった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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