...嘗て彼等が夷狄を以て遇したる平氏は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...夷狄(いてき)の国であった...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...打砕いて夷狄(いてき)の犬に喰わせようという人も少なくない世の中である...
寺田寅彦 「津浪と人間」
...夷狄の風物も面白く...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「千騎が一騎に相成共」夷狄打拂の大號令を天下に示せと云つた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...豈夷狄而無君...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...その文明国を夷狄視(いてきし)することの浅見より...
中里介山 「大菩薩峠」
...御前のような夷狄(いてき)は東京にゃ調和しないから早く帰れったら...
夏目漱石 「門」
...夷狄(いてき)だの中華だのと...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...と云うのは夷狄(いてき)の奴は不浄の者であるからお祓(はらい)をして体(たい)を清めて入れると云(い)う意味でしょう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今夷狄っぱらの侵略の目にあい...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...夷狄どもが多勢ゐた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...其背後には支那の歴史に夷狄(いてき)に対して和親を議するのは奸臣(かんしん)だと云ふことが書いてあるのが...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...支那人が版圖外の人を夷狄としたと同じである...
森鴎外 「古い手帳から」
...氏は又印度(インド)人の歌を評して「夷狄(いてき)の楽(がく)です」とも日本語で云ふのであつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...夷狄の不意を衝きなさい...
吉川英治 「三国志」
...ようやく夷狄の大将冒頓(ぼくとつ)の柳城(りゅうじょう)(遼寧省)へ接近した...
吉川英治 「三国志」
...戦国時代における夷狄(いてき)との混淆(こんこう)は顕著な事実である...
和辻哲郎 「孔子」
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