...私はそこに自分の生きる場所の失われるのを感じないではいられない...
上田広 「指導物語」
...するととたんに平衡が失われる...
梅崎春生 「狂い凧」
...また失われるごとに係の者が責任を問われるので...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...たちまち御得意の信用は失われるものであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...大半の魅力が失われる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...この三人の中の誰が欠けても諧調(かいちょう)が失われるのであろう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...歴史の車輪を逆転する立場に於ては之に反して性格が失われる...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...又自我の存在が欠くべからざる出発である(何となれば自我が存在しなければそれが存在しないと云う主体が第一失われるから)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...現実の意識が失われる時間の一つであり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蒸発で失われる雪の量が決して無視出来ない量になる...
中谷宇吉郎 「雪は資源である」
...そこには行為的直観が失われるとすら考えられる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...失われる希望というものは希望でなく...
三木清 「人生論ノート」
...その要素はいろいろな愛情を未熟に熱烈にひとっかたまりにぶつけていたものが失われると思いこんでいるから苦しいのであるし...
宮本百合子 「雨の昼」
...子供や友だちや財産が失われる場合に対しても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは唯一つの失敗のために一朝にして失われることがある」と考えたからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは人生が本来失われるべきものだからであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また富が実際に失われるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...またその享楽の失われる悲哀に対しても鋭い感受性を持ったのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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