...蓋(けだ)し早きに失する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...存在の理由を喪失するものでなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...しからざればたちまち名望を失するなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...そう解釈する事は独り礼を昨日の上官に失するばかりでなく...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...本意を失することが大きいのである...
武田祐吉 「古事記」
...これはすぐに消失するという事である...
寺田寅彦 「話の種」
...かくて学生はそれに特有な知能技術を喪失する...
戸坂潤 「技術の哲学」
...茫然自失するか顧みて他を云う他はないのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...話の正鵠を失することがあるかも知れないが...
豊島与志雄 「好意」
...しかし隠語という語をそういう風に解釈するのは余り広義に失するものであって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またやがても消失する...
中原中也 「我が詩観」
...やがて散り菊の章に移って静かに消失するのである...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...当然契約の効力が消失する訳であるから...
久生十蘭 「魔都」
...または漢学風の疎大に失する人は往々にしてこの種の趣味を解せざる者あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭(つ)くしたちまち消失するを見...
南方熊楠 「十二支考」
...説かんとすることは速断に失するであろう...
柳田国男 「山の人生」
...造船材料を焼失するという憂目を見た上に...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...浪の為に一時間五浬(マイル)の速力を損失する日が二日(ふつか)程つづいた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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