...今までのおれを失うのと...
芥川龍之介 「偸盗」
...これはなかなか重大なことなんだが、冷静を失うと、もう分らなくなるのだ...
海野十三 「海底都市」
...人生に望を失うものより甚(はなはだし)きはなからん...
関寛 「関牧塲創業記事」
...訳せば原語の持つ価値を失う...
高神覚昇 「般若心経講義」
...現にジャーナリズムの持つ本当に文化的な意義を見失うような欠点が生じて来るからである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...人心を得るも、失うも、その機微に存することを、飽くまで味わって来た駒井甚三郎、世間の苦労をしつくして、人心の反覆を知り過ぎるほど知っているお松は、二人の評判が、この僅かな同志の間にでも異様に立ちのぼった時は、それは二人同士の身心の革命が、血を流さずして行われたことのように容易なものでないことを、熟知しているからであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...鏡の面(おもて)は巨人の息をまともに浴びたる如く光を失う...
夏目漱石 「薤露行」
...その身は名声を失うことはなかつた...
蜷川新 「天皇」
...この素晴らしい造化の傑作を恋人として失うかも知れません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...大事な夫の信頼を失うことのないようにするには...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...国のためには財を失うのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...感覚を失うようになって来た時...
穂積陳重 「法窓夜話」
...採掘権が取り上げられるから株主は金を失う...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...遂にその立つところを失う(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...友を見失うような懸念はないのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...人を失う国は亡びましょう...
吉川英治 「三国志」
...必ず失うべからずです」と...
吉川英治 「三国志」
...気を失うと、水をぶっかけて、仕事小屋へ、はいって行く...
吉川英治 「野槌の百」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
