...その人間が個性を失うのは...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...『的面の今』を失うに心つかず」まことに一大事とは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...きっと気を失うにちがいない...
太宰治 「皮膚と心」
...また健全な者でも少時間グルグル舞うた後には平均を失うて倒れたりするのは皆この三半規管を刺戟するためだという...
寺田寅彦 「話の種」
...吾々は範疇を云々する理由を失うて了うわけである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...明治五年に実印を失うと共に改名した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...我を失うようになるのは浅ましいことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...魔術による魂を失うこと...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その作用の規則性を大いに失うのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...事実上効力を失うたものであると論じた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...全部失うなんて残酷です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...存在との内的な繋(つな)がりを失うことである...
三木清 「解釈学と修辞学」
...自分が推測していたあの恋で自制の力を失うようなことがあったのではないかとは見ていても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それらのものを有たない国はやがて独自の文化をも失う国となるでありましょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...倒産する者や職を失う者が多数に出た...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...五体の一つを失うは...
夢野久作 「一足お先に」
...今朝気を失うている折も...
吉川英治 「親鸞」
...地主はそれだけの額をその地代を支出して得る財貨及び穀物の貨幣価格の増加によって失うのである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
