...白く天心に動いてゐた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...天心に近い月を負って...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...天心の月は、智惠子の影を短く地に印した...
石川啄木 「鳥影」
...月天心(つきてんしん)の冬の町に...
泉鏡花 「歌行燈」
...隣の卓では若い岡倉天心(おかくらてんしん)が外国人と相対(さしむか)いに肉刺(フォーク)を動かしつつ巧みな英語を滑(なめ)らかに操(あや)つッていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...麻布(あざぶ)古川端(ふるかわばた)に浪居して天心独名流(てんしんどくめいりゅう)から更に一派を開きたる秋岡陣風斎(あきおかじんぷうさい)に愛され...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...芸術家トシテハ岡倉天心氏...
太宰治 「虚構の春」
...わしは五雷天心正法(ごらいてんしんしょうほう)を知っておるぞ...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...茶の本(岡倉天心)を読みかへした...
種田山頭火 「其中日記」
...何の艶(つや)もない濁った煙色に化(な)り、見る/\天穹(てんきゅう)を這(は)い上り、大軍の散開する様に、東に、西に、天心に、ず、ずうと広がって来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この句がもし「月天心都大路を通りけり」だつたら...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...我れを厭ふ隣家寒夜に鍋を鳴らす葱買ひて枯木の中を帰りけり易水に根深流るる寒さかな古寺やほうろく棄つる藪の中月天心貧しき町を通りけり此等の俳句に現はれる...
萩原朔太郎 「冬の情緒」
...何ぞ天心に背くことあらん...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...測り知れぬ深みと距りにある深夜の暗黒――天心を仰ぎめざすがごとく...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...花を蹈みし草履も見えて朝寐(あさね)かな妹が垣根三味線草の花咲きぬ卯月(うづき)八日死んで生るゝ子は仏閑古鳥(かんこどり)かいさゝか白き鳥飛びぬ虫のためにそこなはれ落つ柿の花恋さま/″\願の糸も白きより月天心貧しき町を通りけり羽蟻(はあり)飛ぶや富士の裾野の小家より七七五調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...ゲーテだのルソーだの岡倉天心だのの伝記には...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...岡倉天心は「茶美」を「不完全の美」と呼び...
柳宗悦 「民藝四十年」
...昭(アキラ)カナル天心ニ告(モウ)ス...
吉川英治 「三国志」
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