...貴様はよっぽど大馬鹿者だぞ...
海野十三 「怪塔王」
...二人とも何(な)にも知らない喰(くら)ひぬけの大馬鹿者に相違ないと思つた...
薄田泣菫 「茶話」
...おまけに大馬鹿野郎だと罵つたところで...
薄田泣菫 「独楽園」
...今になって大馬鹿野郎めに己の面先(つらさき)で生意気な真似をさせておくと思うか? 手前たちだってやり方は心得てるんだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...此(こ)の大馬鹿(おほばか)と惡體(あくたい)が初(はじ)まるので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...空には雲がなければならぬ日本晴れとは誰がつけた名かしらんが日本一の大馬鹿者であろう雲は踊らねばならぬ踊るとは虹に鯨がくびをつることであろう空には雲がなければならぬ雲は歌わねばならぬ歌はきこえてはならぬ雲は雲は自由であった...
竹内浩三 「雲」
...天晴れ上流の客あしらひをしてゐるつもりのケチくさい小利口の大馬鹿野郎どもに...
太宰治 「お伽草紙」
...大馬鹿の事をしようとしているのではないかしら...
太宰治 「斜陽」
...馬鹿だ! 大馬鹿だ! ふざけるのも...
太宰治 「新ハムレット」
...大馬鹿野郎(おおばかやらう)だ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...自分に向つて「この大馬鹿野郎奴」と叫ぶのである...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...どうしたかとは何か、聞かにゃわからんか、大馬鹿野郎、と先刻の髯だらけの背の低い男が、肩を怒らして云った...
火野葦平 「糞尿譚」
...手前は大馬鹿でございます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...でも大馬鹿でも介いやしませんね...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...大馬鹿野郎の大間抜け」と仰言(おっしゃ)ったのは……アレはイッタイ……」「アッハッハッハッ...
夢野久作 「霊感!」
...浅野内匠頭(たくみのかみ)は大馬鹿だという者もたくさんあった」「思い出したが...
吉川英治 「大岡越前」
...「つまり、大馬鹿五人男か...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...いきなり土足を庄次郎の背へかけると、ぐいぐいと踏(ふ)み躙(にじ)って、「馬鹿っ、大馬鹿者...
吉川英治 「松のや露八」
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