...「大串(おおぐし)がよござんすか...
太宰治 「メリイクリスマス」
...さながら弥次郎兵衛のように竹の大串にさして...
中里介山 「大菩薩峠」
...片手には大串(おおぐし)を持って...
中里介山 「大菩薩峠」
...大倉はあの年で毎日鰻の大串を幾串喰べるとかいつたたぐひの話はふんだんに持つてゐた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...大串雅美 一冊十四...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大串を誂える...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...それから大奮発をして、この辺で一番上等だという小さなうなぎ屋に這入って、丼(どんぶり)を喰いながら店の若い衆に聴いて見たら、大串、中串、小串のどれでも、別に八釜(やかま)しい注文はあまりない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...平(たひら)の將門(まさかど)が西の大串(おほくし)から...
横瀬夜雨 「筑波ねのほとり」
...大串(おほくし)から續いた館大寶(たてだいはう)は...
横瀬夜雨 「筑波ねのほとり」
...新治郡大串に住む源護に属する所領や管理地であった...
吉川英治 「平の将門」
...唯一の後援者であった良持の没後は、一時、部落の諸職とも、仕事を失って、途方にくれたが、その後、大串の源護が、それに代る以上の註文を出し始め、以来常陸源氏の諸家の武具をひきうけて、年中、手のあくことはないなどとも、話し出した...
吉川英治 「平の将門」
...大串の源護の嫡男とかいう」「常陸源氏か...
吉川英治 「平の将門」
...こうなると、野獣化した猛兵は、とどまるところを知らないし、第一、将門自身が、憤怒(ふんぬ)の権化(ごんげ)像の如きものであったから、勢い、常陸領へ越境し、野爪一帯ばかりでなく、大串、取木などの郷を焼きたて、常陸源氏の与党の宅舎から、武器を取り出したり、郷倉を破って、兵糧を獲(え)たりして、ついに翌日も翌々日も、敵地を荒しつづけ、その範囲は、筑波、真壁、新治の三郡に及んだ...
吉川英治 「平の将門」
...源護の大串の館をも...
吉川英治 「平の将門」
...大串へ加勢に馳けつける途中...
吉川英治 「平の将門」
...源護どのの大串の館があやうしと聞いて...
吉川英治 「平の将門」
...現今の小貝川をへだてて、筑波山麓の石田ノ庄(以前、大掾国香の邸宅地)があり、またすこし東南の街道には、大串(以前、源護(まもる)一家)があった...
吉川英治 「平の将門」
...大串(おおぐし)という呉服問屋の大家の住居で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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