「夥多」の意味
非常に多いこと
小説での「夥多」の使い方
...こゝに不思議に夥多しい...
泉鏡花 「遺稿」
...額に見上げ皺(じわ)の夥多(おびただ)しい婦(おんな)で...
泉鏡花 「婦系図」
...奥まりたる一室に夥多(あまた)の人数(にんず)に取囲まれつつ...
泉鏡花 「海城発電」
...奥まりたる一室に夥多(あまた)の人数(にんず)に取囲まれつつ...
泉鏡花 「海城発電」
...彼らの芸は練習回数の夥多によって乱され得るほど偶然的ではない...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...隱れた月の光がぽろり/\と夥多(あまた)の蛇の目の樣にひかつてこぼれるのを見ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...霊の王国に来る時は夥多(あまた)の勝利の分捕物(ぶんどりもの)を以てわが主と我とを悦ばせよ」と...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...作業(さくげふ)の邪魔(じやま)となる事(こと)夥多(おびたゞ)しい...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...その工人も実に夥多(おびただ)しいもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...手間の掛かること夥多(おびただ)しく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...此種の石器夥多(あまた)の中には石質美麗(せきしつびれい)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...夥多の麥を振り蒔きて農夫の食事とゝのへぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...380夥多貴き財寶を身に安らかに保つため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...なんぞそれ世人購求の神速にして夥多(かた)なるや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...また英国委員は諸国に向かいてその主義を宣布ししかして職工輩のうちよりことに夥多(かた)の賛成者を得たり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その中には夥多(かた)異様の彩色絵で充たされている...
中里介山 「大菩薩峠」
...夥多(みつしら)やつておくんなせえ...
長塚節 「土」
...芸術家自身の統一夥多がなさしめるわざではないか...
中原中也 「感情喪失時代」
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