...乃公は君に夢の国の殺人事件の話をした...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...しかしそれは少女の夢の国の生活を美しくするにはあまりにつまらない方法でした...
竹久夢二 「秘密」
...「勝手に夢の国で...
太宰治 「心の王者」
...彼はその夢の国で彼女と唯二人きりの世界に住み...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...美女と二人きりで甘美な夢の国に遊びたいという武州公の願望は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...唇には眠りの宮の薔薇色が、眉にはいくつもの月に向かって幻想的にそそり立つ山脈に舞う雪が――ああ、この世界の月よりももっと高みにある結晶の月達、夢の国の月達...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...十四地上の花を暖い夢につつんでとろとろとほほゑましめる銀色の陽炎(かげろふ)のなかにその夢の国の女王のごとく花壇にはここかしこに牡丹がさく...
中勘助 「銀の匙」
...うつつの国の言葉のたどたどしさは夢の国の有様...
中勘助 「母の死」
...自分一個の空想と憧憬(しようけい)とが導いて行く好き勝手な夢の国に...
永井荷風 「虫干」
...この人は夢の国からでも出て来たように...
中里介山 「大菩薩峠」
...夢の国の事か...
夏目漱石 「一夜」
...朧の月が橋の下の浅ましい世界を夢の国のように照し出しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...夢の国の錦小路苗子に比べて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そして夢の国の恋人...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...夢の国にゐるものだよ...
宮原晃一郎 「夢の国」
...夢の国の処(ところ)の名はむづかしいから...
宮原晃一郎 「夢の国」
...だが現実に悩む者は終りなく夢の国を慕(した)うであろう...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...春の夢の国のように...
蘭郁二郎 「鱗粉」
便利!手書き漢字入力検索
