「多恨」の意味
多くの恨みを持つこと
「多恨」の例文(場面別)
- 文学作品彼女の心には多恨が渦巻いていたが、それを表に出すことはなかった。
- 歴史解説その時代の人々は多恨を抱えながらも、静かに耐え忍んでいた。
- 心理学多恨を抱えたままでは、心の健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
小説での「多恨」の使い方
...多情多恨は日常会話であまり使用されない言葉です...
...その多恨な目でじっと明るみを見つめているような少女だった...
有島武郎 「或る女」
...多恨な目で姉をじっと見て静々(しずしず)とその座をはずしてしまった...
有島武郎 「或る女」
...愛子は多恨な目をはじめてまともに葉子のほうに向けて...
有島武郎 「或る女」
...多情多恨で滿都の人氣を集めて居た...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...二葉亭は多情多恨で交友間に聞え...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...多情多恨の才子なり...
大町桂月 「月の隅田川」
...『多情多恨』は二年に亘(わた)つて『読売』に掲げられた...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...『多情多恨』はかれの芸術の最頂点を示してゐる...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...『多情多恨』は性格描写に於ては...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...しかもわけなく書ける』そして『多情多恨』の待合の条を書く時に...
田山録弥 「小説新論」
...兄の長能は窕子の多情多恨な性質を知つてゐるので...
田山花袋 「道綱の母」
...紅葉の『多情多恨』などはその空気から生れた産物の一つである...
田山録弥 「明治文学の概観」
...多情多恨夢は荒野を駆け廻りながら...
中原中也 「ヂェラルド・ド・ネルヴァル」
...その弱冠の多血多恨な年頃には...
吉川英治 「折々の記」
...多恨な夕風に揺れていた...
吉川英治 「三国志」
...また多情多恨な彼のこととて...
吉川英治 「三国志」
...その弱冠の多血多恨な年頃には...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...老来いよいよ多情多恨な凡人面さえなお若々しいところさえある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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