...夙に勝海舟に識られて...
大町桂月 「夜の高尾山」
...政治家として夙に盛名ある」ラロシフコー公爵その人の息吹が感ぜられる尊嚴盛大の文章である...
太宰治 「ラロシフコー」
...実際之は夙にエレアのゼノンの天才によって見出された処のものである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...学生時代から夙にナロードニキ(人民主義者)の群に投じて革命運動に参加し...
戸坂潤 「辞典」
...彼は夙にヘーゲル哲学に親しむことを知っていたのである...
戸坂潤 「辞典」
...其精神は夙に之れを山縣侯に捧げたる人なり現法制局長平田東助氏は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...子は夙に山県侯の推挽によりて漸く顕要の位地を占めたる人なるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...紀元一世紀の「希臘のベデカー」であつたパウサニアスが夙に記して居る處である...
濱田耕作 「温泉雜記」
...支那の文明が夙に其發達の頂點に達しながら...
原勝郎 「貢院の春」
...ほんとの父親は夙に死亡してゐた...
原民喜 「火の子供」
...又近くは今の伊太利の皇后「マガリタ」は夙に賢明順良の名あり...
福沢諭吉 「帝室論」
...凡そ健康上の効用に此れ以上のものは無いといふことは古来から夙に云はれて居り...
牧野信一 「或るハイカーの記」
...一滴の酒も嗜むことなく夙に竜巻村小字界隈の風教改革運動に東奔西走して寧日もなき人であります...
牧野信一 「月あかり」
...夙に風流の夢に耽つてゐた一城主があつた...
牧野信一 「東中野にて」
...更に世紀文明の太初に遡つては夙に大ソクラテス並びに大プレトーンが全生命を傾注したる諧謔法を選んで永遠に若々しく呼号してゐる通りである...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...夙に病弱の療養に専念してゐる...
牧野信一 「ペルリ行」
...夙にこの社のスヾメ蜂の巣のお蔭であつたのだ...
牧野信一 「夜見の巻」
...夙に大胆なるといふ一事である...
牧野信一 「浪曼的月評」
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