...その件については、外聞上良くないので、口外しないようにしてください...
...彼女の行動は、一家の外聞を傷つけるものだった...
...祖父の死に関しては、葬儀式は質素に済ませ、外聞を汚さないようにした...
...彼は、自分の失敗によって一族の外聞を損なったことを後悔している...
...外聞を重んじる会社においては、社員個人の言動に対しても注意が払われる...
...「返事が來ないぢやないか? それに呑氣さうに詰らん話ばかりおほ聲でしてて――見ツともない! 外聞が惡い!」「‥‥‥‥」渠は返事をしなかつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...見えも外聞もてんで歯のたたない中身ばかりの清冽(せいれつ)な生きものが生きて動いてさつさつと意慾する...
高村光太郎 「智恵子抄」
...眞實(ほんとう)に外聞が惡いから...
徳田秋聲 「絶望」
...流行(はやり)とか外聞(がいぶん)とかつき合(あい)とか云うことは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...成丈外聞のない樣にしますからな...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...外聞が惡くってやりきれませんやね...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...このウスノロは、それでもまだ、自省心と、外聞との、全部を失っていない証拠には、ダンスの足踏みも、そう甚(はなは)だしい音を立てず、羽目をはずした声で歌い出さないのでもわかるが、本来、音を立てて人前で踊れないほどに、舞踏も物にはなっていないのだから、声を出して歌うほどに、歌らしいものを心得てはいないのだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...後の外聞にもなるといったような...
中里介山 「大菩薩峠」
...と云ってぴんぴんした達者なからだで、首を縊(くく)っちゃ先祖へ済まない上に、外聞が悪い...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...死の一歩手前まで行つた二人は、恥も外聞も、義理も體面も捨てて、もう一瞬も側を離れようとはしなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大事の亭主を殺してなるものか」お近は恥(はぢ)も外聞も忘れた姿で辛くも喜三郎の手を免(のが)れると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...耻も外聞もない姿でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その上あんな場所に泊り込んでゐるなんて外聞が悪いぢやありませんか...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...恭吉が自分に対して下らない悪口を云っても只其れを気の利いた悪戯口と外聞かなかったし...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...「外聞が悪い」とか...
山本周五郎 「末っ子」
...隠宅を持つなどということは外聞を憚(はばか)るものだし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...天下に外聞が悪いというのである...
吉川英治 「三国志」
...婆から「うまいこと、行きましたよ」と囁(ささや)かれて、彼もまずは、ほっとした色だが、近所の外聞、人目の偽瞞(ぎまん)、そして役署の検死やら火葬の認証やら、無事、灰にしてしまうまでは、まだまだ、安心とはいいきれない...
吉川英治 「新・水滸伝」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
