...この作業でミントは切れ鉛はこの重い装置が回るに従って磨り減って外れる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...七二人が危険な氷河を外れると殆ど同時に...
石川欣一 「可愛い山」
...今度こそはと思ってかゝっても見込みが外れることばかり...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...外れることも時にはあったが...
豊島与志雄 「或る素描」
...人倫に外れることは...
直木三十五 「南国太平記」
...頭の上の忍び返しが三尺ばかり外れるんです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「外れるものか――みんな思った通りだよ」「だって何にも証拠はないじゃありませんか」「証拠はありすぎるよ」「ヘエ――」「たとえば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...火をつけた時は皆んなそつちへ氣が外れるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二階正面の格子がそつくり外れるやうな事はあるまいな」「一々釘で打ち付けてありますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの苦もなく外れるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家臣の道を外れると云うべきであろう...
本庄陸男 「石狩川」
...この儘去つては礼の儀に外れるかと存ぜられますが...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...しかも急仕立だけに鳴物のキッカケは始終外れる...
正岡容 「小説 圓朝」
...塀(へい)の一部が外れるようになっていて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...前後から外れる直木の褌を当にしていた奴が奪い合った...
夢野久作 「古い日記の中から」
...何の苦もなく外れる事が多いのですからナ……もっとも片手で...
夢野久作 「霊感!」
...そして寝巻のうえに、丹前を着かさね、帯もぐるぐる巻に、大小をつかみ、まずその小刀を差し、大刀を次に差そうとしたが、もう全身に酔いがまわっていて、手もとも怪しく、刀のこじりが、帯に辷(すべ)る、帯から外れる...
吉川英治 「大岡越前」
...宿を外れると直ぐ杉木立の暗い中に入り...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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