「夏草」の意味
夏草は夏に生える草
「夏草」の例文(場面別)
- 日常会話夏になると、庭に夏草が生い茂る。
- 文学彼の詩には、夏草の生命力が描かれている。
- 環境学夏草の成長は、その地域の生態系を反映している。
小説での「夏草」の使い方
...夏草が茂る公園でピクニックを楽しむ...
...夏草の匂いがする、風に揺れる夏草を眺める...
...夏草が乾燥し、枯れ落ちた場所を見ては寂しくなる...
...川のほとりに広がる夏草原を散歩する...
...夏草に隠れて、かわいらしい虫たちを発見する...
...かの夏草の中に倒れた女乞食を思出すのである...
石川啄木 「二筋の血」
...夏草...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...・朝戸あけるより親燕・こゝもそこもどくだみの花ざかり・水田たゝへようとするかきつばたのかげ・梅雨晴れの山がちゞまり青田がかさなり・つゝましくこゝにも咲いてげんのしようこ□・お寺まで一すぢのみち踏みしめた・うまい水の流れるところ花うつぎ・山薊いちりんの風がでた・水のほとり石をつみかさねては(賽の河原)霽れて暑い石仏ならんでおはす夏草おしわけてくるバスで昨日も今日もまたサケナシデー...
種田山頭火 「行乞記」
...夏草ぼう/\と伸びるだけ伸んでゐるところに...
種田山頭火 「行乞記」
...きのふの酔がまだ残つてゐるつく/\ぼうし・ま昼ふかうして鳴子鳴る・ゆふべの夏草をふみわける音がちかづく・日ざかりあるくはつるんだ虫で八月十六日朝風は秋風だ...
種田山頭火 「行乞記」
...盛夏八月既に秋冷を感ずる湯元の浴舍の座敷から眞青な夏草に被はれた前白根の清らかな色を眺めた時...
近松秋江 「箱根の山々」
...そのしょげた気持も朝露(あさつゆ)をうけた夏草のように...
壺井栄 「二十四の瞳」
...昔は校庭に夏草茂り...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...――まどろすの歌――風船乘りの夢夏草のしげる叢(くさむら)からふはりふはりと天上さして昇りゆく風船よ籠には舊暦の暦をのせはるか地球の子午線を越えて吹かれ行かうよ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...――私はあまりに多く昔を語りすぎたというのであろうか? 旭川の大練兵場に夏草生い茂り...
服部之総 「望郷」
...午後三時ごろの日の光を蒸すやうに受けた夏草の茂みの中に立つて...
三木露風 「トラピスト天使園の童貞」
...高くしげつた夏草の中を...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...一夏草を芟払(かりはら)わずにおけば大道も小径になる...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
......
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その沿岸に矮い楊柳や夏草の緑が望まれる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...線路の兩側の丈け高い夏草がなびき...
吉江喬松 「山岳美觀」
...そこらの石も夏草も血でない所はなくなった...
吉川英治 「源頼朝」
...ひそやかにもの云ひかくる啼声のくろつがの鳥を聞きて飽かなく草の穂にとまりて鳴くよ富士が嶺の裾野の原の夏の雲雀は夏草の野に咲く花はたゞひといろ紅空木の木のくれなゐの花寄り来りうすれて消ゆる真日中の雲たえまなし富士の山辺に追憶と眼前の風景私は日向の国尾鈴山の北側に当る峡谷に生れた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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