...観音参詣(さんけい)の老婆が一文ずつためたる金子を中店の売卜(ばいぼく)に費やし...
井上円了 「おばけの正体」
...銀座の某と云ふ売卜者が詐欺で捕へられても...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...売卜の詞によって縋っている者がその縋っている者を悪いようにはしないという心頼みがあるからであった...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...その時都の者だという売卜者が来た...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...売卜者は眼をつむるようにして女のほうは見なかった...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...売卜者は義理に迫って盃をしたものの...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...二度売卜者(うらない)にも聞かされた...
徳田秋声 「足迹」
...この丹靖氏は売卜業で八十以上の老人でもとよりいわゆる旧派である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...アパートメントの一室を店にしている新時代の売卜者(うらないしゃ)は年の頃四十前後...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...そうして自分の未来を売卜者(うらないしゃ)の八卦(はっけ)に訴えて判断して見る気になった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...なまじい売卜者(うらないしゃ)の言葉などに動かされて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...仰天して近隣の売卜(ばいぼく)の名人白翁堂勇齋のところへ駈け込むのだが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...「売卜(ばいぼく)先生」と言へば「卜屋算(うらやさん)」と言ひしよりも鹿爪(しかつめ)らしく聞えて善く「訪はれ顔」に響けり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...九七五調の句独鈷(どっこ)鎌首水かけ論の蛙(かわず)かな売卜先生木の下闇の訪はれ顔花散り月落ちて文こゝにあら有難や立ち去る事一里眉毛に秋の峰寒し門前の老婆子薪(たきぎ)貪(むさぼ)る野分かな夜(よる)桃林(とうりん)を出でゝ暁(あかつき)嵯峨の桜人五八五調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...売卜(ばいぼく)をなされておりますようで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「売卜者(ばいぼくしゃ)のようじゃありませんか」というと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...煙管(きせる)を喰(くわ)えて人の顔を見ている売卜者(ばいぼくしゃ)やらが...
横光利一 「上海」
...下谷の溝店(どぶだな)で売卜者(ばいぼくしゃ)というと...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の佐々木朗希さん: メジャーで自己最悪の7失点を喫した投手 😓
- 野球選手の新庄剛志さん: サッカー日本代表ユニホームで登場し、W杯開幕の盛り上がりを演出 ⚾
- アナウンサーの本仮屋リイナさん: 第3子女児を自宅出産したことを報告しました。 👶
