...我々は車夫の数を増したが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...太陽はますます自分のなごやかな光りといつくしみとのかがやきを増し...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...死線を越えた一同の喜びを増してやれ! というルドウィッヒ大尉の命令で...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...がら・がら・がら・がら!ぶるるるるるるる!黒人の眼は異様に輝きを増し...
谷譲次 「踊る地平線」
...荒物屋には幼い可愛い顔が一つ増した...
寺田寅彦 「やもり物語」
...世間の人間銘々が自分自身に就いて感じるだろう何らか増しなものプラスのものを夫が意味せねばならぬという要求をも...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...お互い同士の尊敬も増してくるが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...急に高度が増して行くのが判る...
外村繁 「澪標」
...独特の精緻な風格を増してきて...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...この間、ある書物を読んだら、ウエバーと云う生理学者は自分の心臓の鼓動を、増したり、減したり、随意に変化さしたと書いてあったので、平生から鼓動を試験する癖のある代助は、ためしに遣ってみたくなって、一日に二三回位怖々(こわごわ)ながら試しているうちに、どうやら、ウエバーと同じ様になりそうなので、急に驚ろいて已(や)めにした...
夏目漱石 「それから」
...右手へ突き出した六疊で何にかの都合で後から建て増したところらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...建増しをしかけたのはその時分のことだつたから...
牧野信一 「鏡地獄」
...この頃の日増に鈍さが増して行くらしい自分の感情が...
牧野信一 「毒気」
...それは一つは后の宮をお愛しになることが年月とともに増してゆくことによるものらしくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これらは量を増しますが質を高めるものではありませんでした...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...此頃から急に激増して居る...
柳田国男 「予が出版事業」
...彼女の惱みは増して來た...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そちの禄(ろく)は今何ほどか」「三十貫にござります」「それしきであったかの」「勿体ない仰せです」「加増してくるる...
吉川英治 「新書太閤記」
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