...今から Popular Writer になつて了つては堪らないと思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...我輩は朝夕この女聖人に接し敬慕の念に堪えん位の次第であるが...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...今この控室に立つて既に堪へ難き壓迫を感ずる...
高濱虚子 「俳諧師」
...とてもこのままじゃ堪(たま)らない……とても駄目だ……ソーニャ ええ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...また堪え難い憤懣(ふんまん)を押しつぶしたような声で繰り返している片言まじりの日本語を聞いていたときに...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...之を眺めしヘクトール悲哀に堪へず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かの電信のごときに至りてはその快活なる実に驚くに堪えたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...當時の境遇に堪え得なかつたのである...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...風なく蒸暑堪難し...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...然りと雖も人老ゆるに及んで身世(しんせい)漸く落寞(らくばく)の思いに堪えず壮時を追懐して覚えず昨是今非(さくぜこんひ)の嘆を漏らす...
永井荷風 「偏奇館漫録」
......
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...小供心に腹が立(たっ)て堪らぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...忽ち又近くで堪(た)え切れぬように啼き出して...
二葉亭四迷 「平凡」
...彼等に結婚を知らせてやつた最初の手紙に――もう既にその結果に堪らない嫌惡(けんを)を感じ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...何か別の話材に逃げなければ堪らない...
牧野信一 「鏡地獄」
...今一人が見てはかわいそうで堪えられがたくなるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近よることは厳重に禁じられているんですが」「狸がほんとにお囃(はや)しをしていたの」半之助は堪りかねて訊(き)いた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...唯もう嬉しくつて堪らなかつた...
吉井勇 「青春回顧」
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