...堅肥りの体つきには...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...故(ゆえ)にヨブに続々として臨みし禍は彼の罪悪を証明するものと堅く思いて動かなかった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...決心だけは十分堅固にして進もうといい...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...古風な堅固しい家風だったので...
豊島与志雄 「公孫樹」
...うちにも堅吉が居るんだし...
豊島与志雄 「少年の死」
...抱えの身である彼女がいつまで彼一人を守って堅くしていられるものやら...
豊島与志雄 「立枯れ」
...お堅くっていらっしゃるのは――」「何よりもって恐悦至極(きょうえつしごく)」先刻(さっき)聞いた役者の言葉を...
夏目漱石 「明暗」
...今日米国のデモクラシーが淵源深く基礎が堅いと称するのである...
新渡戸稲造 「平民道」
...マックアーサーが堅持した...
蜷川新 「天皇」
...本當に堅氣(かたぎ)になるつもりだから安心してくれと申します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...直ちに何か実質かつ堅固なことを感じさせる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...兩腕で胸のあたりを堅く掻き合せるやうにしながら...
牧野信一 「痴日」
...手堅い銀行家でいながら小説を作る人――そんな人はあったためしがないのです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...私は堅く唇をむすんだ...
水野葉舟 「遠野へ」
...臼に入れる水の加減をもって堅くまたは柔く...
柳田国男 「木綿以前の事」
...皆堂堂(だうだう)として大(だい)と堅牢と器械的の調整とを誇つて...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その証(あか)しはどうして見せるか」袁紹がいうと、孫堅は、「われも漢室の旧臣、なんで伝国の玉璽を奪って謀叛などせんや...
吉川英治 「三国志」
...赤穂塩(あこうじお)の年産も巨額(おお)きなものだったが、要するに、内匠頭夫婦(たくみのかみふうふ)の驕(おご)らないことと、士風の堅実が、何よりも、身代なのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
