...そして八丁堀の堀端を歸る時氣になつたかの女の最後の一言が...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...御堀端(おほりばた)にかかった時に...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...堀端の青草の上や...
ボードレール 富永太郎訳 「酔へ!」
...子は半蔵門外に居を構へおのれは一番町なる父の家(いえ)に住みければ新聞社の帰途堀端を共に語りつつ歩みたる事度々なりき...
永井荷風 「書かでもの記」
...市(いち)ヶ谷(や)本村町(ほんむらちょう)の貸間からぶらぶら堀端(ほりばた)を歩み見附外(みつけそと)から乗った乗合自動車を日比谷(ひびや)で下りた...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...しかし電車と自動車の往復する堀端は...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...牛乳配達夫のような足袋跣足(はだし)にメリヤスの襯衣(シャツ)を着て手拭で鉢巻をした男が四五人堀端の方へと路地をかけ抜けて行った...
永井荷風 「花火」
...堀端(ほりばた)の屋台店で二人はついぞ飲んだことのないコップ酒を半分ずつ飲み合い...
永井荷風 「ひかげの花」
...代助は堀端(ばた)へ出(で)た...
夏目漱石 「それから」
...代助は堀端へ出た...
夏目漱石 「それから」
...殊更に朧夜の浅草新堀端で訣別させた...
正岡容 「寄席風流」
...正弘の浅草新堀端(しんぼりばた)西福寺に葬られたのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...堀端にある老松のほかに松らしい松は一本もみあたらなかった...
山本周五郎 「青べか物語」
...その堀端に五、六軒、小料理屋がとびとびにあって、その端の一軒で「すみよし」と紺地に白く、仮名で染め抜いた半のれんを、軒先に掛けている女がいた...
山本周五郎 「さぶ」
...「あのとき友達のところへゆくまえに、茶を一杯啜るだけでも、考えが変ったかもしれない、堀端を歩くとか、絵を眺めるとか、ほんのちょっと気をしずめてからにすれば、事情はまったく変っていたかもしれません、そうでなくとも、あの少年時代の、うしろからついて来る足音、落葉を踏みながらついて来た足音や、友達の云ったあの言葉を思いだすだけでもよかったのです」老人はどこを見るともない眼つきで、明けてくる河原の向うを見まもった、「あやまちのない人生というやつは味気ないものです、心になんの傷ももたない人間がつまらないように、生きている以上、つまずいたり転んだり、失敗をくり返したりするのがしぜんです、そうして人間らしく成長するのでしょうが、しなくても済むあやまち、取返しのつかないあやまちは避けるほうがいい、――私がはたし合を挑んだ気持は、のっぴきならぬと思い詰めたからのようです、だが、本当にのっぴきならぬことだったでしょうか、娘一人を失うか得るかが、命を賭(か)けるほど重大なことだったでしょうか、さよう、……私にとっては重大だったのでしょう、家名も親も忘れるほど思い詰め、はたし合の結果がどうなるかを考えるゆとりさえなかったのですから」「どんなに重大だと思うことも、時が経ってみるとそれほどではなくなるものです」と老人は云った、「家伝の刀ひとふりと、親たちの位牌(いはい)だけ持って、人の家の裏に立って食を乞い、ほら穴や橋の下で寝起きをしながら、それでもなお、私は生きておりますし、これはこれでまた味わいもあります、そして、こういう境涯から振返ってみると、なに一つ重大なことはなかったと思うのです、恋の冷える時間はごく短いものでしたし、友の出世もさしたることではない、友達はその後さらに出世をしたでしょう、ことによると城代家老になったかもしれませんが、いまの私には羨(うらや)む気持もなし、特に祝う気持もない、ただひとつ、思いだすたびに心が痛むのは、あのはたし合で友を斬ったことです...
山本周五郎 「橋の下」
...堀端(ほりばた)へ出て曲り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...既に自分の名前になっている自宅の建築と地面を抵当に入れて堀端銀行から一万八千円の金を引出し...
夢野久作 「二重心臓」
...行きがけにも悩んだ掘りかけの堀端へ出て来たのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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