例文・使い方一覧でみる「垂」の意味


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...軒先(のきさき)にれた簾(すだれ)の上には...   軒先に垂れた簾の上にはの読み方
芥川龍之介 「俊寛」

...今までは処々に捩(よじ)れてれて居て...   今までは処々に捩れて垂れて居ての読み方
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」

...石垣の半ばまでもれさがれり...   石垣の半ばまでも垂れさがれりの読み方
大町桂月 「妙義山の五日」

...樺(かば)色のカーテンがそこにれていた...   樺色のカーテンがそこに垂れていたの読み方
田中貢太郎 「警察署長」

...外出する時は輿(こし)に乗るか又は被衣(かつぎ)や蟲のれ衣を頭から被(かぶ)り...   外出する時は輿に乗るか又は被衣や蟲の垂れ衣を頭から被りの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...その上に小さな罎に入った茶褐色の薬液の一滴をらすと...   その上に小さな罎に入った茶褐色の薬液の一滴を垂らすとの読み方
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」

...鷺がすうつと飛び出して岸かられた小枝へ移つた...   鷺がすうつと飛び出して岸から垂れた小枝へ移つたの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...括枕(くゝりまくら)の上(うへ)に一滴(いつてき)(た)らした...   括枕の上に一滴垂らしたの読み方
夏目漱石 「それから」

...自分で下駄箱の(たれ)を上げて...   自分で下駄箱の垂を上げての読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...二人の仲違ひの因(もと)となつたのであらう」源左衞門は首をうなれました...   二人の仲違ひの因となつたのであらう」源左衞門は首をうな垂れましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...首うなれて八五郎の蔭に隱れて居ります...   首うな垂れて八五郎の蔭に隱れて居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...と白髪をらした吉村長吉が...   と白髪を垂らした吉村長吉がの読み方
火野葦平 「糞尿譚」

...……』*        *        *盲人はかく歌ひ終ると、やがて、また弦の調子を合はせて、今度は*ホマとエリョーマだの、*スツクリャール・ストコーザだのといつた、滑稽ものを歌ひだしたが……しかし群衆は、老も若きもおしなべて、なほも我れに返らうとはせず、頭べをれて、その怖ろしき昔の出来ごとを思ひ描きつつ、しばしその場に佇んだ...   ……』*        *        *盲人はかく歌ひ終ると、やがて、また弦の調子を合はせて、今度は*ホマとエリョーマだの、*スツクリャール・ストコーザだのといつた、滑稽ものを歌ひだしたが……しかし群衆は、老も若きもおしなべて、なほも我れに返らうとはせず、頭べを垂れて、その怖ろしき昔の出来ごとを思ひ描きつつ、しばしその場に佇んだの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...シャツの前飾りがれているが...   シャツの前飾りが垂れているがの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...まつは始めておそるおそる項れてゐた頭を擧げて...   まつは始めておそるおそる項垂れてゐた頭を擧げての読み方
森鴎外 「最後の一句」

...「女房持ちにどんな問題がある」と房二郎が云った、「あの飲み屋の女も云ってたが、女房を持ってるのはあんただけじゃあねえだろう」「おらあこのまま、どっか遠いところへいっちめえてえんだ」と木内が云った、「おまえさんもうちへ帰るほうがいい、しょせんまっとうにやっていける世界じゃあねえ、ってこともわかったろう、なんとか詫(わ)びを入れて呉れる親類があるんじゃあねえのか」「ねえこたあねえさ、小旗本へ婿にいった叔父が本所にいるよ」と房二郎が云った、「本所の相生(あいおい)町で、土屋っていうんだがね」「その人に頼んで、桜田小路へ帰るんだな、それがいちばんだよ」「そんなとこへ腰掛けちゃあだめだ、木内さんのうちはもうすぐそこだぜ」木内桜谷は道傍(みちばた)の古材木に腰を掛け、低くれた頭を、ぐらぐらと力なく左右に振りながら云った、「おらあうちへは帰れねえんだ」「ばかなことを云いなさんな」「今日、私はちょび髭の前で四つん這いになった、池さんはさぞ軽蔑(けいべつ)したこったろう、人間の屑、卑しい野郎だと思ったことだろう」房二郎はなにも云わなかった...   「女房持ちにどんな問題がある」と房二郎が云った、「あの飲み屋の女も云ってたが、女房を持ってるのはあんただけじゃあねえだろう」「おらあこのまま、どっか遠いところへいっちめえてえんだ」と木内が云った、「おまえさんもうちへ帰るほうがいい、しょせんまっとうにやっていける世界じゃあねえ、ってこともわかったろう、なんとか詫びを入れて呉れる親類があるんじゃあねえのか」「ねえこたあねえさ、小旗本へ婿にいった叔父が本所にいるよ」と房二郎が云った、「本所の相生町で、土屋っていうんだがね」「その人に頼んで、桜田小路へ帰るんだな、それがいちばんだよ」「そんなとこへ腰掛けちゃあだめだ、木内さんのうちはもうすぐそこだぜ」木内桜谷は道傍の古材木に腰を掛け、低く垂れた頭を、ぐらぐらと力なく左右に振りながら云った、「おらあうちへは帰れねえんだ」「ばかなことを云いなさんな」「今日、私はちょび髭の前で四つん這いになった、池さんはさぞ軽蔑したこったろう、人間の屑、卑しい野郎だと思ったことだろう」房二郎はなにも云わなかったの読み方
山本周五郎 「へちまの木」

...」判事は被告の頭がれ下つて行くのを眺めてゐた...   」判事は被告の頭が垂れ下つて行くのを眺めてゐたの読み方
横光利一 「マルクスの審判」

...柳塘(りゅうとう)の緑は嫋々(じょうじょう)とれ...   柳塘の緑は嫋々と垂れの読み方
吉川英治 「三国志」

「垂」の読みかた

「垂」の書き方・書き順

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「垂」の英語の意味

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