...寧(むし)ろ彼等が白日夢裡(はくじつむり)に逍遙遊(せうえうゆう)を恣(ほしいまま)にしたる別乾坤(べつけんこん)なりと称すべきか...
芥川龍之介 「骨董羹」
...坤軸(こんじく)を覆して...
泉鏡花 「瓜の涙」
...二 題を箱でふせてその箱の上に上って天地乾坤を睨めまわすということ俳句はどういうふうにして作ったらいいのか...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...列国数十山を界し海を隔つといへども坤輿の上あに足跡の通ぜざるなしとせんや...
津田左右吉 「史論の流行」
...坤(こん)を母と称す...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...斯くて露清條約は成立せざるを得たりと雖も、露國は依然事實上の滿洲占領を繼續したるを以て、公は滿洲開放統治策を起草し、之れを劉坤一、張之洞の兩總督に贈りたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ここで乾坤一擲(けんこんいってき)――」不破の関守氏が...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして、その坤は、天の乾に対する地であることを知れば、穀神――牛――地母の関係が明白に認識されるのである...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...乾坤一擲(けんこんいってき)の大芝居を打ったのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...知己乾坤余一人...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...作者乾坤(けんこん)を呑(の)みて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...舞台面上に別乾坤(けんこん)を形成して行く...
夢野久作 「能とは何か」
...乾坤(けんこん)一擲(てき)の運命を賭すまでの局面へ行き当る――それは...
吉川英治 「三国志」
...乾坤一擲(けんこんいってき)に勝敗を決せんとするような大戦的構想は...
吉川英治 「三国志」
...乾坤一擲(けんこんいってき)といったような大勝負には出ないほうの人である...
吉川英治 「私本太平記」
...乾坤の一首のような内容...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...乾坤(けんこん)一擲(てき)天下をとるか否かのやまを張っているような気概でいる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...乾坤(けんこん)にひろげてみると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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