「坐」の意味
座る
小説での「坐」の使い方
...少しの弛(ゆる)みをも見せない国師の前に坐つて...
薄田泣菫 「茶話」
...その側へそっと坐って...
田中貢太郎 「北斗と南斗星」
...行灯の横手に坐った恐ろしい獣のような顔をした女が...
田中貢太郎 「山姑の怪」
...じっとそこに坐っていた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...この時まで温和(おとな)しく縁先に坐っていたムク犬が...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松は針の莚(むしろ)に坐っているようにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...枕元に坐(すわ)ったなり動かなかった...
夏目漱石 「門」
...机(つくゑ)の前にきて坐(すわ)つた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ポツネンと坐っておりました...
野村胡堂 「眠り人形」
...空しく坐して祈り...
萩原朔太郎 「黎明と樹木」
...五人で山木と踏絵を押し包むようにして坐り込む...
久生十蘭 「魔都」
...おれはここに坐ってゆっくり見物してやるのだ...
久生十蘭 「無月物語」
...あたしはあの娘(こ)のそばに坐っていたんですが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...愛(あい)ちやんは坐(すわ)り込(こ)んで又(また)泣(な)き出(だ)しました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...それから円い飯台の前に坐ると老母はいつもの老母と少しも変りはなく...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...そこに椅子の上にキチンと坐って...
三好十郎 「冒した者」
...あれは乱暴だよ」「で……ございますかね」大助は自分の寝床の枕許(まくらもと)に坐って...
山本周五郎 「新潮記」
...坐らせてくれ...
吉川英治 「黒田如水」
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