...地蔵尊の信仰とともに寺や道場に配されることが多い...
...地蔵尊の一体建立して欲しいと言わされたとよ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...石の地蔵尊に似てござるお人じゃそうなげな...
泉鏡花 「悪獣篇」
...独力にて地蔵尊の向きを変じておいたのであったそうだ...
井上円了 「おばけの正体」
...この地蔵尊は昔ここの海中から上がったとのことで...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...・近道の近道があるをみなへし・こゝから下りとなる石仏・山の朝風の木が折れてゐる・ほんにうまい水がある注連張つてある・どうやら道をまちがへたらしい牛の糞・住めば住まれる筧の水はあふれる近道近かつた石地蔵尊うらは蓮田で若いめをとで・はだかではだかの子にたたかれてゐる・波音のガソリンタンクの夕日・一切れ一銭といふ水瓜したたる八月十日朝の山を眺めながら朝酒を味はつた...
種田山頭火 「行乞記」
...三人同道して長野見物――まづ西光寺(刈萱親子地蔵尊)へ詣でる...
種田山頭火 「旅日記」
...地蔵尊(在りし日の)大正十二年九月一日の大震に倒れただけで無事だった地蔵尊が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大正十三年 春彼岸の中日ひとりごと地蔵尊地蔵様が欲しいと云ってたら...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あたかも道傍の石地蔵尊に向かって講談を試むるがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...この石の地蔵尊を背中につけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...庚申塚(こうしんづか)から少し手前、黒木長者の厳(いかめ)しい土塀の外に、五六本の雑木が繁って、その中に、一基の地蔵尊、鼻も耳も欠けながら、慈眼を垂れた、まことに目出たき相好の仏様が祀(まつ)られておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いかさま当時は鉛筆にて地蔵尊の尊体に記されてはありぬ...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...あの小さい姉とこの地蔵尊のお祭りしたことも...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...私は地蔵尊のそばへゆくと...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...熊野の芳養村(はやむら)のどろ本の地蔵尊などは...
柳田國男 「日本の伝説」
...私の地蔵菩薩(じぞうぼさつ)のお影像(えいぞう)を手紙のうちに入れて上げようかと思っているの」「地蔵尊のお絵をですか」「ええ...
吉川英治 「私本太平記」
...「これか」「はい」「地蔵だろうか?」「弥陀(みだ)とも見えませぬ」「やはり地蔵尊かの...
吉川英治 「私本太平記」
...右の地蔵尊を本尊として其処に安置する事になった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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