...成城学園は小原国芳の名と自由教育の名とによって知られているが...
戸坂潤 「社会時評」
...国芳は三世豊国(国貞)と共に光栄ある江戸浮世絵の歴史を結了せしむる最後の一人(いちにん)たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...国芳の風景よりしては女芸者を載せたる永代橋下(した)の猪牙舟(ちょきぶね)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...国芳の門人中(芳幾(よしいく)芳年(よしとし)芳虎等)明治に入(い)りてなほ浮世絵の制作をつづけしもの尠(すく)なからざれども...
永井荷風 「江戸芸術論」
...余はこの濃厚なる国貞の『田舎源氏』に対して国芳の得意とせる武者合戦の錦絵を以て流行の両極端を窺ふに足るものとなす...
永井荷風 「江戸芸術論」
...国芳の武老絵は古来土佐派(とさは)に属せし領域を奪ひ以て浮世絵の範囲を広めたるものと見るも可ならんか...
永井荷風 「江戸芸術論」
...)然れども画家としての手腕は余の見る処(ところ)国芳はしばしば国貞に優れり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...国芳の描ける活気ある風景画の或物(あるもの)はけだしこの種類(ジャンル)中の逸品たると共にまた浮世絵板物(はんもの)を通じてその最も偉大なるものたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...」(Art et Dcoration, fvrier 1914)二国貞国芳と並びてこの時代に輩出したる歌川派の画工は国政(くにまさ)(文政七年歿...
永井荷風 「江戸芸術論」
...以前の国芳が全体を現わしているところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...武者絵の一勇斎国芳(いちゆうさいくによし)と名人上手簇出(ぞくしゅつ)の勢(いきおい)に駆られて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...以下は老父(ちち)の昔語り――玄冶店(げんやだな)にいた国芳(くによし)が...
長谷川時雨 「大門通り界隈一束」
...国芳は表面に坐っているのが癖だった...
長谷川時雨 「大門通り界隈一束」
...嘗ての真夏を額に汗して女房や娘がルムバ教へたりし所作舞台のあたりには英泉国芳の蝙蝠群飛び...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...五枚――いままでの怠け放題怠けていたのを一挙に取り戻すかとばかり国芳は...
正岡容 「小説 圓朝」
...師匠国芳が酔余の走り書きになる黒旋風李達が阿修羅のような立姿へ...
正岡容 「小説 圓朝」
...東海林桐庵先生は国芳の師匠...
正岡容 「小説 圓朝」
...この狸汁の主人公は国芳門下の画工一侠斎芳延...
山本笑月 「明治世相百話」
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