「図る」の意味
計画を立てて実行する
小説での「図る」の使い方
...余りに其家門の栄達を図るに急にして彼等が荘園を奪つて毫も意とせざりし...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...以て自己の利を図るの結果であると喝破したが...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...物質的及び精神的文明の充実を図るを名として起る国家社会主義の如きものが...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...そうして願意の貫徹することを図るために...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...我が民族の将来の発展を図るには...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...服従性の復古を図るのほかはない...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...これもいささか日支の間に融和を図るものではあるまいか...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...憎むべき者の官位を急速に進めてその一命を奪はんと図る事を官打ちと申しますのださうで...
太宰治 「右大臣実朝」
...細心に安楽の往生を図ることについては...
太宰治 「狂言の神」
...慎重に恒久的解決策を図るべきことを要望する」というのだ(『東朝』同年七月八日付)...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...ある者は権力に結びついていると考えて立身出世を図る...
永井隆 「この子を残して」
...自然科学の普及を図るが先か...
中谷宇吉郎 「雪」
...針小(しんしょう)の外因よりして棒大(ぼうだい)の内患を引起すべきやも図るべからず...
福沢諭吉 「旧藩情」
...自害図るとは出過ぎたまねじゃ!自らの血刀を右手に持ったまま少し立まわり...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...これは遠距離から往来する腰弁や労働者の便利を図るために出来たものらしく...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...万全を図るべきでしょう...
吉川英治 「三国志」
...仕禄を図るに非ず...
吉川英治 「三国志」
...ひそかに図るに、長江千里の流れ起るところ、西北の奥域(おくいき)、蜀(しょく)の天地は、まだ時代の外におかれているといっていい」「では、蜀の国を取らんとお望みになっておられるので」「然り...
吉川英治 「三国志」
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