...雨の夜の畷(なわて)で不思議な大きな提灯を視(み)たからと言って敢(あえ)て図に乗って...
泉鏡花 「遺稿」
...勝が多い――図に乗って...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...図に乗って、あんまり人をなめていると、みんなばらしてやりますよ...
太宰治 「或る忠告」
...図に乗って抗弁した...
太宰治 「正義と微笑」
...僕たちは、図に乗って、それからも、しばしば菊屋を襲って大酒を飲んだ...
太宰治 「未帰還の友に」
...すると信一は図に乗って...
谷崎潤一郎 「少年」
...益々図に乗って来ますよ...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...そこで高部は一層図に乗って...
中里介山 「大菩薩峠」
...このせつ評判がいいので図に乗ってそんなことをやったのではないでしょうか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...道長が図に乗ってこんなことをいった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...だんだん図に乗って...
久生十蘭 「無月物語」
...図に乗ってさらに同じような事をやりはしないかと思う...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...敵がもし図に乗って追ってきたら...
吉川英治 「三国志」
...――小国ながら三河武士には一すじの骨があり、織田はこのところやや時を得て、計(はかり)多く、うかと、図に乗って、深入りせば、足を抜くことのできない惧(おそ)れが多分にあるやと考えられます」口を揃えて、ふたりは、諫言(かんげん)しはじめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...図に乗っていた又四郎のやつ...
吉川英治 「新書太閤記」
...図に乗って自慢げに語ることは相成らぬと...
吉川英治 「新書太閤記」
...猫と女の番人はできねえ」図に乗って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その図に乗って紹由は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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