...赤旗平等院を囲むこと竹囲の如し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...自分を囲むいくつかの酒にほてった若い笑顔を苦々しげに見廻わした...
有島武郎 「クララの出家」
...太い薪をくべて座敷のストーブを囲むと...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...それを囲む文化的政治活動組織の破壊とを本来意味する筈なのだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それを取り囲むものは現代である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...長崎の町と入海(いりうみ)とを丁度円形劇場(アンフイテアトル)のやうに円く囲む美しい丘陵に遮られて...
永井荷風 「海洋の旅」
...取囲む見物がドッと笑う...
中里介山 「大菩薩峠」
...食卓を囲む人達の中で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...三方から囲爐裏を囲むようにして坐ると...
久生十蘭 「西林図」
...絵本ども病める枕を囲むとも母を見ぬ日は寂しからまし 人形は目開(あ)きてあれど病める子はたゆげに眠る白き病室仄かにも煙我より昇るとて君もの云ひに来給ひしかな恋を卒業した作者が今度は心を溌まして...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...マイクを囲む座談会といふのへ出席する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山はぼう/\と燃え火田を囲む群落(むら)の上を...
槇村浩 「間島パルチザンの歌」
...また火を以て蠍(かつ)を取り囲むにその毒尾の尖(さき)を曲げて脊を衝いて死する事もあるが...
南方熊楠 「十二支考」
...幅広く広げた口を囲むように...
森鴎外 「かのように」
...家臣等はグルッと取り囲む...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...またそれを囲む毛利の大軍にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...熊本市の西南を囲む金峰山一帯は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...平氏の軍兵のとり囲むところとなったが...
吉川英治 「源頼朝」
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