...ウム」「はあ」「ほんとに困った人だよ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...」「困った人ね...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...困った人を見れば救ってやれ...
梅崎春生 「蜆」
...それを見てわたしは考えた――誰でも大いに困った人はこんな箱を一ドルで買い...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...結婚なんて考えませんね」「困った人ねえ...
高見順 「いやな感じ」
...ずいぶん困った人が多かったには相違ないが...
寺田寅彦 「断水の日」
...それに困った人はあの千々岩(ちぢわ)さん――たしかもう清国(あっち)に渡(い)ったように聞いたですが」山木はじろりとあなたの顔を見つつ「千々岩! はああの男はこのあいだ出征(でかけ)たが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「はっ」「わしのためを思ってくれた家来共が、大分、父上のために、処分されたが、若い者が、未だ、一揉しようと――何うも、困った人々じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...私だって貧しい人や困った人に物を与えたことがある...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...身の始末に困った人が多いことじゃ」竜之助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...沢山の困った人間の生血を吸った部屋です...
平林初之輔 「祭の夜」
...大切な役の時よく休む、困った人だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...困った人達はにぎわすし...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そばにいた中年の女が、「またいつもの粗相(そそう)やさんがそんなことをしてお嬢様にしかられるのですね、困った人ですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...折りて見ばいとど匂(にほ)ひもまさるやと少し色めけ梅の初花速く歌のできたことを薫は感心しながら、「よそにては木(もぎき)なりとや定むらん下に匂へる梅の初花疑わしくお思いになるなら袖(そで)を触れてごらんなさい」などと言っていると、また女房は、「真実(ほんとう)は色よりも香」口々にこんなことを言って、引き揺らんばかりに騒いでいるのを、奥のほうからいざって出た玉鬘夫人が見て、「困った人、あなたたちは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...困った人だね」「このまま...
吉川英治 「大岡越前」
...困った人ねえ』湯女(ゆな)のお寿々(すず)は...
吉川英治 「山浦清麿」
...「いられるさ」「絹のシャツを百姓の股引(ももひき)と一緒に着るのかい」「いけないのか」「困った人だね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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