...只其水平動に比し上下動の輕微なりしは震央よりの離距遠きに因るものと思考せざるを得ず...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...其のコデの任命は専ら祖宗神霊の命ずる所に因る...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...家の位置構造に注意せざるに因る第四にはいよいよ場所の選定が出来た後に...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...連鎖状球菌に因る諸疾患にも卓效を奏するといふことだつたので...
太宰治 「知らない人」
...その爆発に因る地震も非常に多く...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
......
春のやおぼろ 「怪談牡丹灯籠」
...それに因る沈積の結果から生ずる凹凸(おうとつ)が...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...その話に因ると、彼の女たちは爆音に目をさまさせられたのであったが、その時この爆音は、ものの一分も間があったろうか、すぐにきえたそうである...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...探索した事蹟や聽き書きを附加へたことに因るのであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...煽動に因るところもあった...
外村繁 「澪標」
...これは自分が性來の懶惰なるに因るのであるが...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...注目するものゝ少きに因るならむ...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...空気中のオゾンの量に因ると考へる人だつてないとは云へぬ...
中原中也 「山羊の言」
...等に因る者にして...
正岡子規 「俳句の初歩」
...精細的美を解したるに因る...
正岡子規 「俳人蕪村」
...時として近時の俗謠に調子善き者あるは詞に束縛せられずして却つて詞を活用するに因る...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...粗末にしてもいゝ紙が殖えたからに因る...
柳宗悦 「和紙の美」
...彼は一方には神の如く一方には悪魔の如く眺められたる者は之に因るのみ...
山路愛山 「明治文学史」
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