...四隣みな目をそばだてざるは無かりき...
大町桂月 「鹿島詣」
...領土擴張慾に燃えつゝ虎視眈々(こしたん/\)と四隣の形勢を窺(うかゞ)っている彼の前に...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...天下は麻の如く乱れて、四隣みな強敵だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...色(いろ)は黒(くろ)けれど好(よ)き樣子(ふう)とて四隣(あたり)の娘(むすめ)どもが風説(うわさ)も聞(きこ)えけれど...
一葉女史 「大つごもり」
...四隣(あたり)に物(もの)おと絶(た)えたるに霜夜(しもよ)の犬(いぬ)の長吠(とほぼえ)すごく...
樋口一葉 「軒もる月」
...四隣の気配を探ってから...
吉川英治 「江戸三国志」
...四隣はみな、静かな小屋敷ばかりである...
吉川英治 「大岡越前」
...従って、いかに秘密を保とうとしても、彼が使いして、主家小寺家を、遂に織田家にむすびつけたという事は、かくれもなく、敵毛利輝元へつつぬけの状態となり、四隣の諸城も、俄然大きな衝動をうけて、この一城を見まもり合った...
吉川英治 「黒田如水」
...四隣にたいしては...
吉川英治 「三国志」
...四隣(りん)に武威(ぶい)をかがやかした武田(たけだ)の領土(りょうど)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...四隣に戦(いくさ)の絶え間もない中をも...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣みな敵のなかに在る...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣を睥睨(へいげい)しておるのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣にその名の聞えていた勇将である...
吉川英治 「新書太閤記」
...密(ひそ)かに男児の胸に四隣を圧しる武威を大列に耀(かがや)かして...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣(しりん)に存在を知られている...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣の耳目(じもく)を憚(はばか)ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣の州にまでひろまっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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