...何さま世の中はこの問題で囂々(ごうごう)と沸き立っているところを示している慌ただしさであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...仕事を措いた人夫が囂囂(がやがや)云いながらあがって来た...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...全軍ひとしく奔り出で騷ぎは激し囂々と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...譬へば猛き火に追はれ、流に向ひ遁るべく蝗の一群飛び翔くる、而して火焔炎々と、激しく襲ひ燒き立てゝ、蟲は流に落つる如(ごと)、流れ渦卷くクサントス、其喧囂の大水は、 15アキルリュウスの手よりして人と馬とに滿たされぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...喧囂(けんごう)の最中に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下では折助どもが喧々囂々(けんけんごうごう)として噪(さわ)ぎ罵りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...弥次馬はそのあとをついて喧々囂々(けんけんごうごう)と騒いでいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...々囂々(ぎんぎんごうごう)として入り乱れながらも...
中里介山 「大菩薩峠」
...當然喧々囂々たる非難の矢面に立つ責任者だつたから‥‥...
南部修太郎 「死の接吻」
...何分かが喧囂(けんがう)の内に過ぎた...
南部修太郎 「猫又先生」
...婦人たちとはちがって喧喧囂囂の声が絶えなかったという...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...騒々囂々(ごうごう)...
久生十蘭 「海豹島」
...囂々(ごうごう)たる音響と...
火野葦平 「花と龍」
...歩行者の一団が喧々囂々(けんけんごうごう)と議論し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...莫囂圓隣云々の歌讀方諸説あり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...ただ囂々(ごうごう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...慎ませようで」囂々(ごうごう)たる不平はたいへんなものだったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...紛々たる酒気と囂々たる騒擾とをもって眠りを驚かす一群を見て嫌悪の念に堪えなかった...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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