...巣箱は嚇しのブン/\云ふ声で一杯になり...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それから突然私は威嚇してやったの...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...さては傍の木の上から小銃を空射ちして威嚇した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...嚇しつけたものである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...彼らはてんでに手を振りあげて彼を威嚇し...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...動もすれば閣下を威嚇し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...嚇(おど)してみようか」人を嚇してみるにはよいところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり金助を嚇して案内をさせて調べてみたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...なお金助を嚇しておいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...嚇(おどか)しちゃいけませんよ」「嚇しじゃありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...口々に罵り騒ぐのを聞いていると、切支丹だとか、毛唐だとか、太え奴だ、国を取りに来やがった――とか、黒ん坊同様に一人残らず焼き殺せとか、番所も、船も、ブチ壊せとか、口を極めて、物騒千万な威嚇(いかく)を試みているが、威嚇しながらも、自分たちに相当の警戒があって、二の足を踏んでいるようでもあり、ついには、奮激の虚勢も、悪罵の言いぶりも、やや種切れの気味で、その時分に、鎮守(ちんじゅ)の社から下げて来たらしい太鼓が届くと、それを打鳴らし、やがて、この群集がおどり出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一緒にパリへ同行願います」マザロフが毒づいて威嚇した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...さんざんに嚇したり罵ったり...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「この上なお続けるならば河の中に投げ入れるぞ」と威嚇した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...領民を威嚇し誅求(ちゅうきゅう)する...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...検事総長を威嚇した訳だな...
夢野久作 「爆弾太平記」
...まだぶつ/\嚇し言葉を出しながら...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...自殺を以て若い夫人を威嚇し...
和辻哲郎 「鎖国」
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